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アクティブラーニングで学ぶ「言葉にできないニーズ」

#アクティブラーニング #アクティブラーニング事例紹介

納村信之先生による「ビジネス行動観察」の講義では前回人々の「購買行動」を観察するために、名古屋キャンパスから徒歩10分ほどの場所にある大須商店街へ赴きました。そこで観察した内容を、今回はKJ法という集めた資料の収束技法を用いてアクティブラーニングで考察しました。「言葉にできないニーズ」にはどのようなものがあったのでしょうか?


売り手と買い手の立場から


前回集めた写真資料を元に考察が始まります。今回はKJ法と呼ばれる集めた資料の収束技法を用い、無意識の行動からどのようなことが読み取れるか、グループで意見を出し合います。色の異なる付箋で項目分けをしながら、普段気にすることのなかった「行動」や「もの」に、どんな意味があるのか追求していきます。これまでお客さんとしてしか大須商店街へ行ったことのなかった学生たちも、お店側の立場で考えることにより「経営者の目線」も取り入れることができたようです。
講義の終盤では考察内容をグループごとに発表しましたが、先生からは発表を意識したまとめ方や発表方法についてもアドバイスがありました。社会に出れば相手に伝わりやすい資料を作り、説得力のあるプレゼンテーションをする必要があります。講義も4週目になり、学生たちは徐々に高いレベルでアクティブラーニングに取り組むことを意識しています。