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アクティブラーニングで学ぶデザイン思考の重要性

#アクティブラーニング #アクティブラーニング事例紹介

「百貨店での優れた顧客体験」をデザイン思考で考えよう!


日本国内で唯一トリプル国際認証を取得している本学ビジネススクールにはあらゆる業種の学生が世界中から集結しています。「MBAキャリアデザイン」は企業の第一線で活躍されている修了生(MBAホルダー)を講師としてお招きし、キャリアについて考えることを目的に開講している、名古屋キャンパス都心型コース独自のプログラムです。今回は株式会社大丸松坂屋百貨店​より、村田俊介さんにお越しいただきました。既存のアイデアを超えて、イノベーションを生み出すための有効な手段とされる「デザイン思考」。実際の企業活動でどう活かされているのか、アクティブラーニングを通じて学修しました。

AppleやUNIQLOなど先進企業において、デザイナーは完成されたアイデアをより魅力的に具現化する「戦術的」な役割から、柔軟な思考で物事の本質を見極め、問題・課題を再定義する、いわば「0」から「1」を生み出す「戦略的」な役割を果たすようになっています。松坂屋名古屋店の大規模改装計画において、環境デザインのディレクターであった講師の村田さんは、名古屋商科大学ビジネススクールでデザイン思考を学び、デザインディレクター(戦略家)として、この改装プロジェクトのフロアのデザイン監修に臨みました。学生たちは、「大丸松坂屋を、より優れた顧客体験を提供できる会社に変革させるためにどうすべきか」について、デザイン思考の観点から考察を進めます。「優れた顧客体験を提供している企業に全従業員がそれぞれに行き、松坂屋より優れたホスピタリティーを自らが体験することで、新たな発想が生まれるのではないでしょうか。」「さらにその体験を従業員間で共有することで、より多くのアイデアが創出されます。」など活発な議論が繰り広げられました。

講義後、参加した学生からは「詳しく知らなかった百貨店の裏側を聞けたり、デザイナーとは何か?などの核心について議論できました。」「デザインされている世の中のものを見る視点を変えるきっかけになった。」などの声があがりました。


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