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アクティブラーニングで学ぶ交渉術

#アクティブラーニング #アクティブラーニング事例紹介

名古屋キャンパスでは、3年次向けにNigel Konrad Denscombe先生のBUSINESS NEGOTIATIONの授業が開講されました。英語で交渉を行うことをメインテーマとしたアクティブラーニングの授業です。ケースディスカッションを通じて、様々なテーマのもと交渉活動に行うことで、グローバル社会で活躍できる人材を育成します。

学生の英語レベルに個人差があるということもあり、Nigel先生はみんなが理解できるように優しく問いかけてくれながら授業を行なっていました。まずは、ビジネス交渉(BUSINESS NEGOTIATION)における基本的な概念を理解し、次のステップとして先生から与えられたテーマのもと交渉のシュミレーションを行いました。

そのテーマの一つを紹介します。

ある商品に対して、売り手と買い手に分かれ価格交渉を行います。ただ価格を決めればいいわけではなく、それぞれの立場において「売り手は〇〇円〜〇〇円の間で売ってください。」というような条件が与えられています。その条件のもと、価格交渉を英語で行いました。
その他のテーマとして、採用担当者と転職者であったり、買収される企業とする企業(M&A)や、中国政府とGoogleの対立といった難しい内容にも発展し進んでいきました。個人で行う交渉もありましたが、チーム別で行う交渉もありました。多くのテーマやグループでの討議を行うことで、交渉術の経験を積むことができました。そして、英語による交渉のコツも掴んでいくことができました。

授業では、完璧な文法や流暢な英語力を求められているわけではなく、英語を活用し交渉力を身につけることが目的とされていました。英語力の語彙力の差もあり苦戦している様子もありましたが、戦略的に交渉をしテーマに沿った目標に到達するための最善策を理解できた様子が見られました。