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アクティブラーニングで学ぶ国際経営

#アクティブラーニング #アクティブラーニング事例紹介

三輪祥宏先生の「国際経営」の授業では企業が海外でビジネス展開をする難しさをケースを通じてアクティブラーニングで学修していきます。

いま経済活動のボーダレス化に伴い、多くの企業にとってビジネスの海外展開は避けて通れない問題となりつつあります。
そこでこの授業ではビジネスの国際的な展開を支える仕組みに注目しながら、実務的な課題を様々な企業のケースを通じて理論的に理解を深めていきます。

文化の違いによるダイバシティの基礎知識と対応方法

授業では、「ネスカフェ」「キットカット」などの商品で知られる世界最大の食品・飲料会社のネスレ社が、2000年に「GLOBEプログラム」と命名された重要プロジェクトを立ち上げたケースを通じて グローバルビジネスを支える情報基盤をアクティブラーニングで学びました。

ネスレは、国ごとの市場で異なったシステムを使っていました。そこで統一のシステムを使って企業としても統一性のあるグローバルカンパニーに転身したいと考えていました。学生はそのプロジェクトのリーダーの立場に立ち、プロジェクト内容を会議で紹介するための資料や人事について考えました。

そのほかにもグローバルでのコミュニケーションの基本的な考え方や、本社と海外現地法人との関係についての考え方などについてもグループと全体で討議をしながら学修しました。

使用ケース

  • ラファージュ: フランスのセメント会社から世界のリーダーへ
  • セメックスのグローバリゼーション
  • Polyplastics 2015
  • リーダー企業4社が明かす グローバルHRM戦略
  • ネスレのGLOBEプログラム(A)
  • 日本メドトロニック株式会社 2015
  • 蘇生 日本IBM

実務家教員の経験から新たな発見

学生からは
「日本の企業と海外の企業の考え方の違いや、文化の違いは大きいと思った」
「日本では会社に訪問する際にお土産を持っていくこともあるが、海外では一般的ではないことや、チップ文化からサービスの考え方も違うことを改めて学んだ」
という意見がありました。

授業で学んだケース以外にも実務家として企業で働いていた時の実体験の話もあり、学生が興味深く耳を傾けていたのが印象的な授業でした。
この授業は年に4回ある週末授業です。平日に行われる授業とは異なり、土日4日間で受ける授業です。また他学年の学生とも共に授業を受けるので新たな交友関係も広まったようでした。

週末授業が開講されるタイミングには、進学相談会で授業を見学いただくことができます。実際の授業を見て見たいと思われた方は、ぜひ授業見学がある進学相談会にご参加ください。