アクティブラーニングで学ぶ心の行動や意識の尺度
- 教員 & 研究
- 授業レポート
椿田 貴史先生による心理学の授業では、ビジネスや教育、医療の現場において最も“使える”心理学を、アクティブラーニングで学びます。 この授業では、自分の悩みや改善したい習慣などに注目し、「自己介入調査」...
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ケースメソッド
Case Method
名古屋キャンパス(BBA - Bachelor of Business Administration)の加藤 和彦セミナーに所属する学生たちが、名古屋市が運営している起業を応援する施設「Nagoya Innovator's Garage」に訪問しました。今回は、セミナー学修の一貫として外部の施設などを見学し、新たな情報を吸収してもらうことを目的としています。学生はいくつかのグループに分かれ、この施設について名古屋市から説明を受け、施設内を見学した後、与えられた起業に関するテーマについて、その場で議論を行いました。学生たちはこれまでのアクティブラーニングの授業で学んだ考え方や、自分たちが持っている知識を元に議論を行い、この施設の活用アイデアの提案も行いました。
グループワークでは、リーダーを中心に「愛知県を含む中部圏から、起業家の創出が少ないのはなぜか」、「若い人が、起業を含めて新しいことにチャレンジするには、どのようなことが必要か」、「上記2点を踏まえて、イノベーターズガレージのユニークな活用アイデアは」の3点について議論を行いました。また、議論の結果もその場で発表しました。名古屋キャンパスの学生は、短時間で論理的に考え、発表することを授業で繰り返し行なっています。
学生たちは、中部圏から起業家の創出が少ないのは、やはり根強い製造業文化が理由ではないか、いまの日本の教育は起業を考えさせていないのが理由ではないか、と考えていました。自分たちが考えた現状からこのイノベーターズガレージの活用アイデアとして、「起業家のための出資金をこの施設が運営する」、「幼い頃から起業の意識を持ってもらうため、この施設を小学生に解放する」「大学と連携して、施設利用代の都度利用や学割を用意する」といった具体的な案が出てきました。
ケースライティングに関わることだけでなく、少人数指導を活かした教員からの就職支援や体験が受けられます。セミナー担当教員は全員実務経験のある実務家教員です。実務経験を基にした有益なアドバイスが受けられることも特徴です。今後もセミナーの様子を随時お伝えしていきます。