アクティブラーニングで学ぶ心の行動や意識の尺度
- 教員 & 研究
- 授業レポート
椿田 貴史先生による心理学の授業では、ビジネスや教育、医療の現場において最も“使える”心理学を、アクティブラーニングで学びます。 この授業では、自分の悩みや改善したい習慣などに注目し、「自己介入調査」...
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ケースメソッド
Case Method
3年次を対象とした織田由美子教授による授業「マーケティングコミュニケーション」が行われました。大手食品メーカー「江崎グリコ」を題材に、マーケティングの中でもコミュニケーションという切り口から、顧客の創造・維持の方法について学びます。ビジネスアイディアを生み出すためデータ分析やフレームワーク学修、更には相手への交渉力や発信力を鍛えることを目的としています。
長年国民から愛されるお菓子を生み出し続けている江崎グリコのケースを用いて、「営業」をテーマに学修をします。江崎グリコの商品は、スーパーやコンビニなどの小売店での販売と、専用ボックスや冷凍冷蔵庫を配置して会社内で商品を売る「オフィスグリコ」という方法でも販売されています。小売店を通じた販売と、メーカーによる直接販売のマーケティングの違いは何か、この2つの手法がどう新たな顧客獲得・維持に効果を発揮するのかを議論し熟考します。また、オフィス販売では1つの売り場で大きな売り上げを出すことはできません。それにも関わらずグリコがオフィス販売を行なっている真の狙いは何か。学生は「営業活動を比較するケースは初で非常に新鮮な議論だった」「営業方法について自分が考えていたメリット・デメリットとは違う発見があり新たな視点を得た」との感想が挙がり、目的達成に向け効果的な営業方法について理解を深めることができた様子でした。