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海外インターンシップ先の業界について知ろう

#海外インターンシップ #CAPI #業界研究 #企業研究 #グループワーク

毎週火曜日に行われている海外インターンシップ事前ガイダンスも今週で第6回目となりました。今回は3週間に渡り準備を進めてきた「業界新聞」の発表がありました。「業界新聞」は今回の海外インターンシップ受け入れ先企業にも関係のある業界について書かれたもので、業界の概要や近年の動向、日本企業と海外企業の比較などの内容が盛り込まれているものです。海外インターンシップの参加者が7班に分かれて新聞の作成と発表を行いました。


各グループの発表から見られた工夫


業界新聞の発表では商社、ホテル業界、航空業界、不動産業界、教育業界、自動車業界の6つの業界についての発表がありました。どのグループも表面的な内容の発表で終わるのではなく、より相手に伝わるような工夫をしていました。以下では、各グループがしていた工夫について発表順ごとに触れていきます。


G班:商社業界


商社業界の仕組みを発表する際に、拾ってきた情報をそのまま話すのではなく、自分たちの言葉で発表していたためとても分かり易かった。また、業界の今後の展開について「食品分野」に絞って話していたため、曖昧な話にならなかった。

F班:自動車業界

世界の自動車販売ランキングのデータについて触れた後、そのデータ内にはなかったインドの自動車会社の成長可能性について話していた。実際に海外インターンシップで行くのは欧米ではなく、ASEAN諸国だということを理解した発表であった。

E班:教育業界

教育業界を「グループ授業型」と「個別指導型」の要素で分析した内容が分かり易かった。また、決められた制限時間ちょうどで相手に伝わるような発表を完結させており、どこよりも入念な準備をしたことが予想できた。

D班:不動産業界

日本の不動産企業におけるトップ10のデータを使い、その中で海外進出している企業は「なぜ海外に目を向けたのか」ということに関して話す流れがとても分かりやすいものだった。また、データを分析する際に様々な面からアプローチをし、話を進めていた。

C班:航空業界

前回の発表時に質問を受け、その際に答えられなかった事について回答することから始めており、「できなかったこと」に対してそのままにしない姿勢が見られた。また、聞き手に対し、質問を投げかけるなど「参加形式」の発表であったため、最後まで集中して聞くことができた。

B班:ホテル業界

日本と海外のホテルの違いをそれぞれが持つシステムや特色の話だけで終わりにせず、「文化の違い」や「働くことに対する価値観」といった切り口からも話をしていた。「日本」ではなく「海外」でインターンシップを行うためには「文化理解」も必要なことも意識していた。

A班:商社業界

1番目に発表したG班と内容が被ってしまうことが分かった段階ですぐに次の策を考え、行動していた。具体的には、発表中の「業界の今後の展開」を話す際に「食」に関することから「水」に関することに切り替え、臨機応変に話を進めていた。話す内容だけでなく資料も作成しており、対応力が高かった。


この経験から得られたもの


業界新聞の発表は前週のガイダンスでも「同じグループ編成」「同じ業界」で発表を行いました。そのときには、「制限時間を守ること」、「入れるように決められた項目を必ず盛り込むこと」を講師の方から指摘されていました。それから一週間という短い準備期間でしたが、指摘されたところを直すだけでなく、より相手に伝わるにはどうしたら良いか考えた証が見えただけでなく、その場で起きたことへの対応力がついたなどの成長が見られました。この力は今回の海外インターンシップだけでなく、その先の就職活動の際にも役に立つものだと思います。