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企業を招いた業界研究会が行われました【3年生対象キャリアガイダンス】

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今回の3年生向けキャリアガイダンスは業界研究を行いました。こちらは3週連続に渡り、様々な業種の企業をお迎えし、学生が興味のある企業のブースに行き業界のお話を聞くというものです。初日の今回は海運、流通・小売、印刷業界から合計5社にお越しいただきました。

流通・小売業界には身近な企業が多く、仕事内容にもイメージがつきやすいことでしょう。しかしながら今回お越しいただいた半分の企業はB to B(Business to Business)、つまり企業間取引を行う企業で、わたしたちの私生活で直接関わりのある企業ではありません。そのため業界トップクラスのシェアを誇っている魅力的な企業であるにも関わらず、みなさんがただ知らないというだけで就職先に選択されづらいとも言えます。それは就職活動を控える3年生の皆さんにとって機会損失です。今回の業界研究によって自分の知らない業界にこんなにも世の中に貢献している企業があるのだということを是非知って欲しいと思います。

ケース1. 印刷業界は本当に売り上げを落としているのか

今回お越しいただいた中に印刷業を営む企業がありました。そのお話を取り上げてみます。お取引はB to Bですが、わたしたちが直接手にする商品をたくさん扱っています。例えば試験で使用するマークシートの用紙もその一つです。しかし昨今、環境保全と経費削減の観点からペーパーレスの動きが活発化し、従来ほど紙に頼らない社会になっています。それでは印刷業界はこの動きをどのように捉えているのでしょうか。今回お越しの企業は紙ではなくデータで管理するようになった案件については自社で独自のシステムを開発し、データ管理を簡単にするような仕組みを企業や医療機関に提供しています。つまり印刷業界は今、紙に印字するという従来の枠を越え、新たな分野でもお取引先の業務が効率的に進むような提案をする業界へと変化しているのです。衰退ではなく変化、これを実現することでこちらの企業の売り上げは下がることはなかったそうです。

ケース2. 上場していないから目立っていないだけ

海運業を営む企業の方からは自社には歴史があり、無借金経営で安定しているにも関わらず、就活生の間で名前があまり知られていないというお話がありました。こちらの企業は株式会社ですが上場していないため自社の株は従業員のみが持っています。それはつまり株主の意向を常に意識して事業を行うことを免れることができるという利点があります。逆に言えば、皆さんのように業界研究がこれからの学生にとっては知られることが少ないという欠点もあります。ご担当者の方のお話を聞くと、非常に高価な船を持っていたり、法律上他の企業が携わることのできない作業を代表で受け持っていたりと数多くの魅力をお持ちでした。

当たり前ですが、業界研究はとても大切

双方の企業のお話から見えてくるのは業界研究をしなければその存在を知らないばかりか、業界そのものを「興味がない、可能性がない」と切り捨ててしまう可能性があったということです。それはとても怖いことだと思いませんか?来週、再来週も様々な業界から企業の方がいらっしゃいます。企業から聞いたお話をきっかけにさらに自分で調べて業界研究をより深いものにしていってください。

併せて、「就職に強い大学、名古屋商科大学」をご覧ください。