毎年恒例の3年生を対象としたOBOG交流会が、日進/長久手キャンパスと名古屋キャンパスにて行われました。
この交流会は本学の卒業生の方に、自身が勤める企業の説明及び、就職活動についての体験談、実際に就職して感じたことなどを話していただくものです。今回は官公庁、建設、商社、メーカー、運輸、サービスなど様々な業種から総勢28社にご協力いただきました。

午前中にはOBOG交流会前のガイダンスが行われました。参加者は「体育会系部活所属者向け」「女子学生向け」「一般向け」の3種類から選ぶことができます。体育会系部活所属者向けのガイダンスでは、部活動で身につけた礼儀正しさ、周囲への気配り、大きな声で受け答えができることなどが就職活動に大いにプラスに働くということを教えていただきました。女子学生向けのガイダンスでは、社会に出て働くことの大切さについて改めて教えていただきました。学生のみなさんの中には母親世代が結婚、出産を機に退職しているケースも多く、女性が働き続けるイメージが見えづらいこともあると思います。そんな中、実際に出産後も現役で活躍されている女性2名に体験談を聞けたことで、そのイメージが少しは見えてきたのではないでしょうか。一般向けのガイダンスではマイナビの担当者にお越しいただき、3月の就職活動における活動量の平均を数値で示していただきました。昨年の平均的な総エントリー数は30社ですが、そのうち3月中のエントリーは20社を上回るそうです。まさに3月が正念場です。また、合同企業説明会を効率的に回る方法や、そこで出会った担当者の方との接し方などについてアドバイスをいただきました。いずれのガイダンスも明日からすぐに活用できる内容が盛りだくさんとなっており、参加者は多くの学びを得ることができました。

午後からのOBOG交流会では、学生は興味のある企業のブースに移動し、話を伺いました。参加者は各30分、合計3社のブースを回ることができます。卒業生の方には、自身の勤め先についての説明はもちろん、業界や就職活動に関すること、さらには入社後に味わった社会人としての苦労についても話していただきました。学生は学外の合同企業説明会では躊躇してしまうような質問もすることができ、実りの多い時間になったようです。3月1日の就活解禁日まで残りわずかとなりました。卒業生の先輩方からいただいたエールを胸に就活に励んでいただきたいと思います。

併せて、「就職に強い大学、名古屋商科大学」をご覧ください。