学部学科

Academic Programs

商学部

BSc in Commerce

  1. TOP
  2. 学部学科
  3. 商学部
  4. 商学部長メッセージ

商学部長メッセージ

名古屋商科大学の商学部では、「最高の商学教育を提供する」という創立者の想いを連綿と受け継いで、革新的で実践的な学びを提供することにチャレンジし続けています。


商学部

商学部長 小野裕二

商学部では、実社会で活躍できる人材を育成することを目指しています。まず、知識に関して、ビジネスの基礎を一通り理解して、マーケティング、会計、およびファイナンスの専門性を有する人材を育成していきます。次に、スキル(能力)に関しては、知識を活用して課題を解決する実践的能力を持つ人材を育成していきます。最後は、態度(姿勢)の側面です。プロアクティブに(先を読んで動く)、新たな領域に挑戦する気概に溢れた人材を育成していきます。要するに、「専門力」「実践力」「人間力」の育成です。

名古屋商科大学商学部の3つの特長

1. 日本で唯一、国際認証を得た商学部

第1に、世界に通用する研究・教育体制を整備し、「AACSB」の国際認証を取得しました。本学の学位には「国際認証」という付加価値があるわけです。この認証は、大学全体で取得しているので、本学の他学部にも共通した特長になります。2017年現在、日本国内の「AACSB」認証校は、本学を含めて3校のみです。このうち商学部で認証を得ているのは本学だけです。したがって、名古屋商科大学の商学部が、「日本で唯一、国際認証を得た商学部」になります。

世界では、認証校でなければ、グローバル企業から高い評価を得ることができず、世界の有力大学と提携関係を結ぶことも難しい状況です。日本では、大学院のビジネス教育において、国際認証の重要性が広く認識されるに至っております。今後は、学部のビジネス教育で、同様の潮流になっていくことでしょう。折角、大学で学んで、学位を取得するのであれば、「認証校」を選択することを強く推奨する次第です。

2. アクティブラーニング

第2に、名古屋商科大学の商学部では、「学生一人ひとりの力を伸ばす」という「教育に対する想い」をもって、改善に取り組んでいます。様々な教育手法の中で、最も学習定着率が低いとされるのが「教員が一方的に教える(=学生が黙って座って聴くだけの)講義」です。このような講義を繰り返していては、何のための、誰のための講義なのか、わかりません。そこで本学は、名古屋キャンパスにて、学習定着率が高い「アクティブラーニング」を100%導入し、日進キャンパスにおいても、全学的にアクティブラーニングを推進しています。

加えて本学では、「ケース」を使ったアクティブラーニングを展開しています。実際のビジネスでは、教科書には書かれていないことや、書かれていることと逆のことが起こります。ケースを活用すれば、ビジネスのリアルな本質に迫っていくことが可能です。こうした改善を積み重ねた結果、学生が能動的に楽しく講義に取り組むようになりました。学生の出席率や満足度も非常に高いです。受験生の皆さん、是非、本学のアクティブラーニングを体験してください。

アクティブラーニングを実践する際には、教員の力量が問われます。本学では教員の能力向上にも力を入れており、世界の有力大学の研修プログラムを多数の教員が受講しております。私も最近、米国のハーバード・ビジネス・スクールのプログラムに参加して、認定を受けて参りました。

3. 専門力×実践力×人間力

第3に、名古屋商科大学の商学部では、「専門力」「実践力」「人間力」の育成を目指しています。商学部ではまず、ビジネス全般について、基礎から幅広く網羅する形で学びます。その上で、「マーケティング」「会計」「ファイナンス」の3分野について、より重点的に、かつ専門的に学んでいきます。「専門力」の育成です。

「ファイナンス」で資金を調達して、「マーケティング」でお客さまが欲しいと思うモノを提供するのがビジネスの眼目です。両方がうまくいかない限り、ビジネスの成功はありません。「会計」は、会社の通知表(成績表)です。会社の健康状態を把握するためのもの、という言い方もできると思います。会社の状態を理解することができないと、ビジネス上の職務を全うすることが困難になります。

「マーケティング」「会計」「ファイナンス」の3分野は、世界のビジネススクールで最も重視されています。そこをしっかりと実践的に、かつ「専門的」に、学べるのが商学部です。資格対策も万全です。初級から上級まで、全てカバーしています。サポート体制も充実しています。努力次第で、数多くの資格を取得することが可能です。本学独自の学部大学院一貫教育の「税理士・公認会計士コース」の下で、大学1年次より、専門家の指導を受けながら、税理士・公認会計士等の高度専門職業人を目指すことも可能です。当コースに所属する学生が、在学中に(大学3年次)に「公認会計士」に合格した実績もあります。

加えて、名古屋商科大学の商学部は、「独自のインターンシップ先」を確保しております。それゆえ大学が有するインターンシップのみならず、商学部独自のインターンシップに参加することが可能になります(選考はあります)。実際の広告業務、販売業務、ブランド・マーケティング業務、会計業務、税理業務を体験することができます。このように商学部では、「キャンパスでの学び」と、「企業の現場でのインターンシップ(就業体験)」を結びつけて、4年間、実践的な学びを経験できます。学んだ知識を活用して課題を解決する実践的能力を磨いていきます。「実践力」の育成です。

さらに、名古屋商科大学の商学部は、「人工知能(AI)」や、「モノのインターネット(Internet of Things略してIoT)」によって、ビジネスがどのように変化しているのか? 将来のキャリアをどのように考えれば良いのか? といった最新のトピックを扱う講義がとても充実しています。最前線の現場で活躍する専門家をゲストスピーカーに呼ぶ講義もあります。「職場に人工知能(AI)の上司がいたら、あなたはどのように接しますか?」 商学部では、こんな問題を皆で考えるような講義も展開しています。商学部では、時代を先読みして新たな領域に挑戦する気概に溢れた人材を育成しています。「人間力」の育成です。

以上のように、名古屋商科大学の商学部は、独自性をもって、日々、教育・研究に取り組んでおります。新しい仲間と出会い、語り合えることを楽しみに心待ちにしております。

商学部長
小野 裕二