学部学科

Academic Programs

商学部

BSc in Commerce

  1. TOP
  2. 学部学科
  3. 商学部
  4. 商学部と経営学部と経済学部の違い

商学部と経営学部と経済学部の違い

結論から解説すると、商学は「商品」、経営学は「企業」、経済学は「社会」を考察するための学問となります。そしてこれらの3つの学部が提供する学問領域は緊密に連携しています。事実、商学、経営学、経済学の3つの学問が連携した教育課程を提供する高等教育機関を欧米では「ビジネススクール」という言葉で表現し、学部教育や大学院教育を実施しています。以下では、これらの3学部の相違点を個別に紹介していきますが、商学部・経営学部・経済学部、これらは相互に補完する関係にあるのです。

商学部と経済学部の違い

商学部は他学部よりも「実学重視」となります。それは商学部が企業の実際の活動に焦点を当てるのに対して、経済学部は、経済現象を一般化・抽象化して理解しようとするためです。商学部が主として対象とする学問は「マーケティング」と「会計学」となり、いずれも「商品」を中心に据えて考察することになります。例えば、なぜスターバックスのソイラテが人気なのか?ウーバーイーツの価格戦略は適正か?ワインを作るために使用した樽の会計処理(減価償却)は?といったケースと呼ばれる具体的な企業活動に焦点を当てた事例が多数登場するのです。一方の経済学は企業の経済活動を通じて「国としての社会が発展することを追求する」ための学問となります。したがって、経済学とは国や自治体としての社会の運営を任せられた人々(政府や政治家)のための学問といえます。

商学部と経営学部の違い

商学部は消費者が購入する「商品」を中心に据えて企業活動を理解しようとする一方で、経営学は「企業」における経営資源(ヒト、モノ、カネ)に関する戦略的行動を理解することが中心になるため「組織と戦略」というキーワードが重要になります。「組織は戦略に従う」という言葉を残した経営学者チャンドラーは、企業としての組織は、その経営理念に基づく目標を達成するための戦略に従うことが重要であることを示しています。このように、経営学とは企業を発展させるための学問であり、企業としての倫理や持続可能性といった、会社としての行動を俯瞰した考察が行われます。

経済学部と経営学部の違い

経済学部と経営学部の違いは、経営学が「企業」の成長を追求する学問であるのに対して、経済学は企業の経済活動を通じて国もしくは「社会」が発展することを追求するための学問となります。社会の発展とは何か?それは国(社会)も企業同様にライバルと競争しているのです。企業は組織としての幸せを追求することになります。企業として幸せには多くの定義があり(例えば、売上高、株価、時価総額、給与など)絶対的な指標がないのと同様、社会としての幸せも多種多様です。しかしながら常に比較されているのも事実で、地域同士がライバルとして競争しているのです。したがって、経済学とはそういう国(社会)の運営を任せられた人々(政府・自治体)のための学問とです。具体的には、経済学とは、政府、銀行、企業、個人の行動を理解しようとします。そしてアプローチする方法として「マクロ経済学」と「ミクロ経済学」の2つが存在します。マクロ経済では物価水準や経済成長など国の経済全体の活動状況に着目します。そして、ミクロ経済学では家計や企業など個別の経済主体の経済活動の動きに着目します。