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雑誌「金融財政ビジネス」に大槻奈那教授のコラム記事が掲載されました。

#経済学部 #金融 #預金 #銀行 #ファイナンス #名古屋商科大学

本学の教授、大槻那奈先生のコラム記事が、総合金融ビジネス誌「金融財政ビジネス」に掲載されました。
コラムでは、金融テクノロジーに関して日本が欧米やアジアから遅れをとっている理由は何かを述べられています。少し内容をご紹介します。


金融財政ビジネスの記事

時事通信社「金融財政ビジネス」2017年10月5日(木)第10691号

日本は従来、テクノロジー大国だった。ところが、いわゆる「フィンテック」では欧米、アジアに大きく水を開けられている。日本の年間フィンテック投資額は、ドイツの10分の1以下、米国の200分の1とされる(アクセンチュア資料)。これほどまでに格差が開いた理由は何なのだろうか。
日本には、銀行以外の決済手段のニーズが少ないという前向きな理由もある。

新たなアプリでの決済の実証実験も始まっているが、まだメガバンク間で陣営が分裂しており、共通のプロトコルが出来ていない。いくら新規性の高いシステムを構築しても、銀行の利益に資す銀行の利益に資する、他行に乗り遅れるわけにはいかない、という動機で作られたものでは恐らく顧客はついて来ない。フィンテックが一時的なブームで終わらないためにも、顧客目線を忘れないで取り組んでほしい。

画像をクリックいただくと、原文をご覧いただけます。


フィンテック、Fintech(英: financial technology)とは、
Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語であり、ファイナンス・テクノロジーの略です。

■ 雑誌「金融財政ビジネス」
激動する経済・社会情勢を先取りして深く掘り下げ、二手先、三手先を読むための「Food for Thought(考える材料)」を提供しています。金融や経済、政治、国際情勢などについて、専門家や第一線の記者が執筆。鋭い洞察に満ちた分析は、政策形成や戦略立案に役立ちます。
https://www.jiji.com/service/senmon/financial/

大槻奈那教授


大槻教授は国際金融を専門としており、日欧の金融機関での実務経験が豊富で、全国のアナリストランキングでも常に上位を誇っています。金融系の各種業界団体にも名を連ねており、専門家として高く評価されており、大手メディアからの取材も多数あります。

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