学部学科

Academic Programs

国際学部

BA in International Studies

  1. TOP
  2. 学部学科
  3. 国際学部
  4. お知らせ
  5. GAP参加者のその後〜NUCB Voice〜

GAP参加者のその後〜NUCB Voice〜

将来のビジョンを熱く語る石井さん


 今回は学生へのインタビューを行いました。現在4年生の石井さんは、1年次に本学独自の留学プログラム「ギャップイヤー・プログラム」(以下GAP)を体験。 GAPとは、70日間かけてヨーロッパ各国を一人で旅をしながら、自身が設定した研究テーマを実地調査を行い自己成長を図るユニークなプログラムです。
石井さんはGAP後もアメリカ、アジア、中東などを個人で旅行し、大学生活で訪れた国はなんと20ヶ国以上を制覇。それではバイタリティあふれる石井さんのインタビューをどうぞ。

−GAPに参加したきっかけは?−
 親の仕事の都合で海外生活の期間が長かったので、もともと語学力には自信がありました。同時に子供の頃からビジネスに対して強い興味を持っていたので、その両方を伸ばせる大学はないかと探していたのが、最初に名商大を知ったきっかけです。大学に多くの留学生が所属し(編集注:年間約200名が来学)、彼らと一緒に英語の講義を受講することも魅力に感じました。入学後、数ある留学プログラムの中でもGAPに参加したのは、単純に一番面白いプログラムだと自分自身が感じたからです。

−GAPに参加してみてどうでしたか?−
  今の僕の考えのベースができましたね。僕のテーマはヨーロッパのビジネスや、その地域で働いている日本人を含む各国の人々の価値観・労働観などに着目して調査したんですけど、そこで得た経験が帰国後の大学での講義に対する姿勢や、留学生と名商大の学生を交流する組織を設立するなど、振り返ってみると自分の中で色々な事が一つずつ繋がっていると思います。

—70日間現地で滞在するとなると、何が違いました?やっぱり語学力?−
 そうですね。もちろん語学力のレベルもそうなんですけど、それ以上に感じたのは、自身の考え方の部分が大きいですね。実際調査を行うとなると、対象は全て大人の方々ばかり。これまでの自分の不足していた部分を痛感するとともに、良い意味で自分の考えの幅を広げるきっかけになったんじゃないかなと思います。そういう意味でも、先ほど言ったように自分の考えのベースができていきました。

—まさに自己発見の旅となったわけですね。帰国後のキャンパスライフがどう変化していきましたか?
 GAPを経験したことによって、今後の自分の道は自ら切り開いていくという気持ちが強く芽生えました。帰国すると、すぐにインドへの旅を計画しました。
この3年間で20ヶ国以上旅をしてわかったのは、アジアは自分が思ってた以上に、日本や欧米諸国よりも貧富の差が激しいということでした。特にインドは貧富の差に加えて身分制度も残っています。GAPでの研究テーマにも繋がるのですが、現地の人々の労働観やビジネスに触れる事は、自分にとって大きな刺激になりました。
—ご自身の将来へ向けて貴重な経験をされたようですね。今日はありがとうございました!—
 
 名古屋商科大学では、GAPの他にも、ユニークな本学独自の留学プログラムを経験している学生が多く在籍しています。今度のオープンキャンパスでは、石井さんも参加したGAPの学生体験談や、留学説明会、英語の体験授業なども実施しています。
夏休みのオープンキャンパスについてはこちら