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砂川世界一周レポート第3回目

#国際交流 #世界一周

こんにちは。お久しぶりです。今回はベトナムの国についてレポートします。ベトナムは国際ボランティアプロジェクトの中でも人気のある国の1つで、名商大からも毎年学生がボランティアに参加しては、素晴らしい経験を培って日本に帰国しています。
私はこの場をお借りして、私がベトナムに来て初めて知ったこの国に有るごく普通の生活について書きます。
みなさんはベトナム人の平均月収知っていますか?
その額なんと1687.000ベトナムドン。桁がすごくないですか?1687.000ベトナムドンですよ?日本円(今現在)に換算して…
8000円。

言葉がでませんよね。私たち日本人がどんだけ裕福かという事を実感させられました。滞在していた宿のお姉さんと仲良くなったので思いきって聞いてみる事にしたのです。そして言われたのがその額でした。
物価が日本より安いのは確かです。しかしそうであろうと8000円で1ヶ月過ごせと言われたら私たち日本人にとってみればいくらベトナムでも不可能に近いのではないでしょうか。ちなみに彼女はベトナム語、英語、多少の中国語が話せます。日本で言えば相当のバイリンガル。エリートです。なのに週6日勤務の8時間労働でこの給料。そして会話中、彼女は何1つ願望を言いませんでした。彼女にしてみれば願望を“言った所で!?”なのです。
スゴく心が痛かった。何も言えなかった。自分が惨めだった。私はあと1つ質問してみてみました。
『何をしているときが1番楽しい?』と。彼女の答えは、『こうしてあなた達旅行者と話してる時。』との事でした。
私が唯一彼女にしてあげられる事でした。『それじゃ僕はそれにスマイルをサービスしてあげるよ。』と言うと、『あなたの不細工なスマイルはいらないわ☆笑)』と彼女。
私は彼女にお金をあげる事も、日本に連れて行ってあげる事もできない。しかし私は私なりのやり方で何か表現、恩返しができると思う。そして今自分にできるのはその場所に“笑顔”を生むことでした。
『笑顔が幸せを呼び、幸せが平和を運んでくる。』という自分なりの考えを持っているからこその行動でした。
ベトナムの首都ハノイでさえこういう現状という事は、田舎の方へ行くともっと貧しい人が多く存在するという事です。家の手伝いで学校へ行けない子供達なんてざらにいます。
みなさんにも自分なりの表現方法があると思います。それを是非ボランティア活動として行動に移してみてはいかがでしょうか?あなた1人の行動が多くの人の感動を生むはずです。私は私なりの行動をした事でベトナムの地でたくさんの“笑顔”を生む事ができました。もちろんこれからも“笑顔”と共に旅を続けます。次はあなたの番です。

"You always can regret not doing, but you are not regret doing." (あなたはいつでもやらなかったことを後悔できるが、やったことを後悔することはないでしょう。)

Laugh and Peace
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