英語で学ぶアントレプレナーシップ (ゴイ ホーチン先生)
ベンチャービジネス立ち上げのためのスキルを学ぶ
皆さんはビジネスを立ち上げる時、何から始めれば良いのか、どのように進めたら良いかわかりますか?名商大ビジネススクール教授のゴイ先生によるINTRODUCTION TO ENTREPRENEURSHIP(起業家・企業家精神と行動)の授業では、ベンチャービジネス立ち上げのための基礎的なスキルを学ぶことを目的にしています。中でも学生ベンチャーを取り上げ、ベンチャー懐胎期と呼ばれる法人化する前の準備期間にどのような困難に遭遇するかを学生目線で分析し、そのプロセスについて学びます。授業の前半は、ITが未発達のインドネシアの医療期間で、医療情報システムの開発を行う学生ベンチャーチームのケースを用いて、学業優先を理由とするメンバーの離脱など、懐胎期に起こり得る問題について議論しました。授業は主に英語で進められ、ポイントとなる部分は日本語でも説明されます。学生も日本語と英語を織り交ぜて活発に発言し、白熱したグループディスカッションが行われました。
実践!ビジネスプラン
この授業はケースでスキルを学ぶだけでなく、実際に自分たちでビジネスプランを作り実践力を身につけることも目指します。学生は、ビジネスプランを完成させる過程において、構想から製品化までのステップを体験します。授業の後半は、MBAの留学生を招いて意見交換が行われました。留学生チームが考案し、実際にJBMC(ジャパン・ビジネスモデル・コンペティション)において決勝に進んだ、顧客と企業を結ぶアプリ開発のプランについて発表を聞き、ビジネスプランを作り上げるためのプロセスだけでなく、プレゼンの技術や、率直な意見を言い合うことが最重要であるなど、チームとして必要なことも学びました。