外国人留学生の声を聞き国際化に触れる日本語スピーチコンテスト

国際学部主催の第2回日本語スピーチコンテストが開催されました。
これは、正規留学生や交換留学生の増加に伴い、留学生に発表の場を提供することはもちろん、日本人学生にとっても留学生の声を聞くことで、大学内でも国際化についての気付きを持ってほしいという目的で開催されたコンテストです。

今回は日本語が母国語ではない7名の学生が、106名のオーディエンスに向けスピーチを行いました。日本に入国できていないマレーシア在住の学生も、オンラインで発表しました。発表のテーマは「私の将来の夢」「成長の宝箱」「日本での韓食日記」「社会的排除」など様々です。

「私と自転車」をテーマに、自転車で山を登るレースでの感動と不屈の精神について熱く語った留学生が最優秀賞を、「ストレス社会に生きる私たち」をテーマに、ストレスへの対処方法について発表した留学生がオーディエンス賞を受賞しました。

国際化やグローバリゼーションというとどうしても海外に目を向けがちですが、名古屋商科大学のキャンパスの中にも様々な国籍の学生がおり、多文化に溢れています。オーディエンスとして参加した日本人学生にとっても、内なる国際化が感じられた時間になったことでしょう。