"外国人留学生の声を聞き国際化に触れる" 第4回日本語スピーチコンテスト

国際学部主催の第4回日本語スピーチコンテストが、2022年12月14日（水）に日進キャンパスで開催されました。今回のコンテストには、5か国、8名の留学生が出場し、各々の好きなテーマでスピーチをして日本語力を競い合いました。留学生は、本コンテストに向けて日本語指導の先生とチームを組み、約2か月間協力してスピーチを練り上げてきました。また国際学部の学生も運営に協力し、100名を超える学生たちが参加して素晴らしいコンテストになりました。

表彰

中国語、ヒンディー語、モンゴル語、ウクライナ語、インドネシア語など様々な母語を持った発表者が、悲しかった出来事、日本語に対する思い、日本での経験などをテーマに、自らの考えや意見を力強く発表しました。発表のテーマは「違い」「私のおばあちゃん」「魔法が使えますように」など様々でした。今回は日本語スピーチコンテストに３回連続出場の留学生が「最後のスピーチコンテスト」をテーマに最優秀賞を、祖父と友人をなくした留学生が「人生はつづくよ」をテーマに今後の人生の希望を語ったスピーチがオーディエンス賞を受賞しました。

国際化やグローバリゼーションというとどうしても海外に目を向けがちですが、名古屋商科大学のキャンパスの中にも様々な国籍の学生がおり、多文化に溢れています。オーディエンスとして参加した日本人学生にとっても、内なる国際化が感じられた時間になったことでしょう。