留学生の書道体験が行われました

名古屋商科大学では、毎年多くの留学生を迎え入れ、活気あふれる国際交流を行っています。その一環として開催された書道体験イベントに28名の留学生と14名の日本人学生が参加し、異文化理解を深める貴重な機会となりました。
初めて書道を体験する留学生たちは、基本の筆運びである「とめ」「はらい」をイベントの初めに学び、真剣な表情で練習を重ねていました。様々な国から集まった留学生たちは、それぞれ思い思いの言葉を選び、とても個性的な作品を作り上げていました。エジプト出身の学生は「エジプトにも同様に書道の文化があり、エジプトで日本の書道を行ったこともあります。しかし筆遣いが全く違うので、日本の書道は難しいです」と言いながらも慣れた筆遣いで「忍者」と書き、アラビア語でも書道を披露してくれました。
日本人学生たちは、留学生たちに丁寧に指導を行い、一緒に作品作りを楽しんでいました。その中の一人は「留学生が自分の作品を書き終えるたびに『見て!』と見せてくれる姿が可愛らしかったです」と話しました。書道を通じて言葉の壁を超えた交流ができたようです。イベント終了後、留学生たちは自分たちの作品を宝物のように持ち帰りました。書道体験を通して、留学生たちは楽しみながらも日本の伝統文化を深く理解し、貴重な経験を積むことができました。



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