学部学科

Academic Programs

国際学部

BA in International Studies

  1. TOP
  2. 学部学科
  3. 国際学部
  4. お知らせ
  5. 砂川諒世界一周レポート第12回目

砂川諒世界一周レポート第12回目

#砂川諒



トルコからドイツを経由し『ついにヨーロッパに進出か!?』という勢いの私は勢いが余り過ぎて大西洋を越え自由の国アメリカ合衆国まで飛んできたのです。いかなる物でしょう。国際交流担当の高木さんには「あれ?世界一周東周り?」と突っ込まれましたが元々金銭面や気候面の事を考えヨーロッパは今回のこの旅からは省く予定だったのです。

ロサンゼルスに降り立った私を迎えてくれたのは友人のジョナサン。彼は名商大の交換留学プログラムに参加した際に香港で仲良くなり、留学後も頻繁に連絡を取り合っている友人。今回のこの私の旅も応援してくれ「アメリカに来るなら是非オレの家に。」という事から留学以来約1年ぶりの再会を果たしたのです。
彼は結婚をしていました。留学時代に旅をした中国で韓国人の女性と出逢いその方が今の奥さんです。ちなみに写真を見ていただけるとわかりますがすごく綺麗な方です。

そのジョナサン夫妻、そして彼の友人のおかげで私はアメリカでもの凄くセレブな日々を送らせていただいのですが1つだけ問題があったのです。それはまさかの言語です。今まで中国を皮切りに東南アジア、インド、中東、トルコと英語教育が最近から始まった国を旅してきましたがそれらの国では私の英語を聞き取ってもらう事を必要としていました。しかしアメリカは今までとは真逆です。ここでは私が聞き取る事に精一杯です。一般的に英語はアメリカ英語とイギリス英語に別れ、人によって聞き取りやすい発音があるようです。私の場合アメリカ英語の方が聞き取りやすいのですがそれでも単語と単語をつなげて話すリエゾン、そしてスラングと言う俗語に少し戸惑いながら意思疎通を計っていました。時間があればテレビなんかを見て聞き取りの練習をしたり、わからない英語があれば聞いたりなど、ここアメリカは旅という感覚を忘れ何か語学留学をしているような気分になりました。ジョナサンも「留学時代よりだいぶ英語力が上がっているな。」と褒めてくれ、留学後の努力がまさに実った瞬間でもあったのです。みなさん、話す能力ではなく話す努力です!!

そして何と言っても自身の留学で得た友情がこの様にして反映される事は何事にも代えられない物だと改めて感じました。もちろん語学向上もそうですがこの様に世界中に友情の輪を広げられる事は素晴らしい事だと思いますし、正直ジョナサンだけではなく旅の道中留学時代の友人達から「〜(国名)へ来るのなら是非会おう!」というお誘いのメールをたくさんいただきました。
留学は本当にいろんな人の人生の新たな入学でもあり卒業でもあると私は思います。そしてその後の同窓会をどう楽しむかは自分次第。そこで得た絆は一生物です。

ちょっとした語学留学を終え、再度ジョナサンとの再会を約束した私は次の国へ足を踏み入れます。