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砂川諒世界一周レポート第16回目

#砂川諒


砂川諒:世界一周:ペルー:チリ

ボリビアを後にした私はペルー、チリを旅しました。リマからバスで24時間、インカ帝国の首都であったクスコはとても歴史を感じさせる町並みで朝6時から教会で歌う賛美歌には心を奪われる物がありました。
そしてペルーと言えばもう世界的に有名な世界遺産マチュピチュ遺跡。テレビや雑誌で取り上げられ何となく想像できていた光景ではあったのですがいざその全貌を目の当たりにすると息を飲むのも忘れるぐらいに見入ってました。『標高2400mのこの断崖絶壁の場所にどうして人が住んでいたのか?』そして『この都市を構えた国王の権力とは一体どれだけすごいのか?』など考えながら遺跡内を散策していたのですがマチュピチュは急に滅びた都市でもある事からそれらに関する書物がほとんど無くもう自分自身で解決するしかないのだと…。
ボリビアもそうでしたがここペルーの首都リマも日系二世、三世の方がとても多くゲストハウスやレストランを経営しています。その中でも特に多いのが沖縄出身の日系の方。町を歩いていきなり日本語で話かけられ顔の濃さからして『沖縄だろうな〜。』な思っていると案の定そうだったり。日本の反対側にある南米を旅しているのにも関わらずこういった場面で日本を感じるのは何か不思議な感覚でもありました。

そしてペルーを後にしチリに入国し、ここでもあの世界的に有名なモアイ像がある島“イースター島”を訪れました。このモアイ像もこれまた圧巻!大きさと貫禄には度肝を抜かれました。「何故この島だけにあり、誰が何の為に作り、そして遥か昔にどうやってこの大きな石を運びあの場所に立てたのか。」などモアイ像関するさまざまな謎が未だに多くあるのですが確かにこんな小さな島に1000体ものモアイ像があるのはとても不思議でなりませんでした。(ちなみに1000体の内10体が女性のモアイ像だとか…。)
そして私が訪れた2月のイースター島の時間の流れはとても緩く朝7時半に日が昇り、午後9時半に日が沈むという何だか今までの生活概念が狂った感覚に陥ります。早朝6時に起きても満点の星空を見る事が可能ですし夜ご飯は
日が沈んで作るので食べるのがだいたい午後11時前。もちろんご飯のおかずである魚は釣りをして得たり、「凄くのどかだな〜。」と歩きながら帰っているとそこが島1番のメイン通りであったりなど何か日本の小さな離島を訪れている気分になりました。
日本では厳しい寒さが続いていた2月でしたが私はここイースター島で最高の夏休みを満喫していました。
そんな感じで私の南米の旅は幕を閉じたのです…。