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医療分野の幅広さを感じたインターンシップ

#アクティブラーニング #名古屋キャンパス #インタビュー

経営学部経営学科 2年 石黒さん
愛知県立半田東高等学校出身

石黒さんは2018年3月に愛知県立半田東高等学校を卒業し、同年4月に入学。名古屋キャンパスの3期生として経営学部経営学科に所属しています。

医療用製品を製造する企業でのインターンシップに参加したことで、医療分野の幅広さと精巧さを感じながら、製造業で働くことを考えるきっかけになったと話してくれました。

名古屋商科大学のBBAプログラムでは、普段の参加者中心型授業(アクティブラーニング)で学んだことを実践できるよう、1年次からインターンシップへの参加を推奨しています。石黒さんは、福島県医療関連産業高度人材育成プログラムを活用して福島県内の医療関連企業でインターンシップに参加してきました。

【福島県医療関連産業高度人材育成プログラム】
県内立地企業の優れた技術や、医療福祉機器産業への取組みに対する理解を促進するとともに、県内大学院への進学、県内企業への就職及び医療福祉機器開発を目指す大学生等の増加を促進することを目的とするプログラムです。

福島県でのインターンシップに参加しようと思ったきっかけは?

私は愛知県での就職を視野に入れていましたが、愛知県以外で働くというのはどういうことなのかを知りたく福島県のインターンシップに参加しました。また、医療系・製造業ということで、自分自身が視野に入れていない業界出会ったので自分に合っているかどうかを確認したく参加したのも理由の一つです。

今回インターンシップに参加させていただいたのは、医療用ゴム製品の製造を行っている株式会社朝日ラバーです。点滴や注射という比較的身近な医療製品を製造されており、事業内容に興味があったため参加しようと思いました。

インターンシップではどんな仕事をしてきましたか?

病院向けRFIDタグ用ゴム製品の製造や使用後の注射針が出ないようにするストッパーの作成をやってきました。ストッパーの作成は特に印象に残っています。というのも、そのストッパーを作る場所は、精密医療機器を作る場所ということもあり、埃などが一切入らないような構造になっていました。一人の命を救うためにこれまでの設備を作って、製造を行うということにものすごく感動しました。たった一部の製品でもここまで厳密な管理がされているのかと思いましたね。

今回のインターンシップを通して、自分が知らないところで、あらゆる方が参画して一つの製品を作り上げ、誰かの命に関係しているということを学びました。診察や治療をする医者だけでなく、その医者を支えるための医療機器を作る工場で働く人がいてこその医療なんだと。

福島県で過ごした日々はどうでしたか?


周りが自然豊かなので、空気が美味しかったですね。山の空気は美味しいなどと言われますが、空気が美味しいというのはこういうことか!と。

また、福島県でのインターンシップということで普段とは違う環境での生活になり、たった4日間のインターンシップでしたが不安に感じることも多かったです。ただ、不安になりながらも業務に参加させていただいている際に、働いている方を見て働く心構えみたいなものを感じることができました。
企業の方も気さくで、働くことについてや福島のことについてなどたくさん話をしました。

福島県でのインターンシップに参加してきた今の感想を教えてください。


将来の就職や今後のインターンシップの足がかりになったので、率直に行ってよかったと思っています。

福島では、名古屋ではできない経験がたくさんできました。一人で生活しながらのインターンシップは、実際に一人で働いているような経験になりました。
また、一般財団法人が委託している福島県の事業の一環として参加したので交通費・宿泊費の助成があり、金銭的な負担が軽減されたのは大きかったですし、その際の手続きがどうなっているのかも身をもって知ることができました。将来、公務員になることも視野に入れているので、今回のインターンシップに参加したことで民間企業での就業体験ができただけでなく、官公庁における助成金の手続きも実際に経験できたのは本当によかったです。

それに、福島のことを知るいいきっかけにもなりました。インターンシップをした福島県白河市では「白河ラーメン」が有名であることも行って初めて知りましたし、松尾芭蕉が奥の細道で通った白河の関がここなのか!とも思いました。観光名所が多いながらも、インターンシップはあっという間に過ぎてしまって行けなかったところがあるので、旅行でまた来たいですね。


石黒さんは、ビジネスを体系的に学ぶアクティブラーニング中心の名古屋キャンパス(BBA)で学んでいます

取材:2020年1月