先生が背中を押してくれたおかげで香港中文大学での交換留学に参加できました

2013/04/08 Mon

中国

こんにちは。現在、香港中文大学に留学しているコミュニケーション学部国際コミュニケーション学科三年、原田綾美です。

八ヶ月ある留学生活も、早いもので残り一ヶ月を切りました。初め、私は、この八ヶ月という長さに不安や恐怖ばかり憶え、面接を受けることすらためらっていました。一年生の時にギャップイヤー留学に参加し、海外への興味・関心が深まり、その時既に、次は絶対に香港へ行くと決めていたにも関わらず、いざとなると踏み出せない自分に失望し、さらに自信を失っていました。しかし、そんな自分に喝を入れ、背中を押してくださった先生方のおかげで、面接を受けることができ、見事合格することができました。

現在、私はここ香港中文大学で、英語、広東語の勉強に励んでいます。前期は、中国語の授業にも参加しました。元々、本場でネイティブな中国語を学びたいと思い、この留学に参加することを決めましたが、いざ香港へ来てみると話されているのは広東語。今まで一切触れることのなかった言語に戸惑い、簡単なあいさつすらもろくに返せず、“ありがとう”や“ごめんなさい”も上手く伝わらず。街に出た時などは、コミュニケーションが全く取れず一苦労でした。しかし今では、授業で習った表現を活用し、簡単な会話ができる程度までに成長しました。言語が身に付いていく実感をひしひしと感じることができる喜びが、“もっと学びたい”という意欲に結びつき、この連鎖のおかげで楽にスキルアップを諮ることが出来ました。同様に、ここでの生活に欠かせない英語は、日々使えば使う程成長を実感でき、その一瞬一瞬が意欲を掻き立て、スキルアップに繋がり、これこそが海外留学の意義なのではないかと感じています。

また、私はここで多くの人に出会いました。香港中文大学に通う生徒、留学生、先輩、先生。その出会いがある毎に、自分にとって良い刺激を受け、自分に足りないものは何かと考えたり、自分の悪いところを見つめ直す機会を得たり。そのように自分自身の成長を諮ることも出来ました。特に、先輩方から受ける刺激は、私にとってものすごく大きいものです。同じ悩みや苦難を抱えながらも、勉学に励み、さらに就職活動を行っている方がたくさん居ます。来年の今頃、私も同じように就職活動を行う予定です。頑張っている先輩方の姿を見て、私も、この香港留学で得たものを存分に活かし、尚かつ自分に見合った就職先が見つけられたらいいなと考えています。

長くなりましたが、私はこの交換留学に参加することができて、本当に良かったと思っています。残りの一ヶ月、さらに自分にプラスして、誇れるものを得て帰国したいと思います。
最後まで読んでいただいき、本当にありがとうございました。

I'm really glad to be a member of this program. After going back to Japan, I would like to transmit many things that I got in Hong Kong. Thank you for reading. 謝謝您的閱讀。

写真は、寮で月に一度行われるHigh-Table Dinnerの際に、副学長と撮った一枚です。

原田綾美

海外交換留学

先生が背中を押してくれたおかげで香港中文大学での交換留学に参加できました

新着記事

アーカイブで探す