海外留学

International Programs

海外交換留学

Exchange Program

  1. TOP
  2. 海外留学
  3. 海外交換留学
  4. 参加者体験談
  5. 折り紙作戦!

折り紙作戦!

国旗

イギリス

こんにちは!
コミュニケーション学部の吉原裕亮です。
プログラムも半分が過ぎようとしています。
先週は雨もなく、とても良い天気が続いていました。
むしろ暑いくらい…
マンチェスターで晴れた日が1週間も続いたのはとても珍しいことだそうです。

さて、はじめの写真は何だ?と思う方もいると思います。
折り紙&こけしです!
マンチェスター大学には International Society という旅行や地域交流、国際交流の場を提供している場所があります。
今回、International Society が行っている Rocket World Project に参加させていただきました。
地域の小学校に行きイギリス以外の国を紹介するのがミッションです!
写真はそのときに紹介した物たちです。
このような機会があることを想定していなかったので、折り紙は新聞紙を切って代用しました!
国際交流もでき地域交流もできる一石二鳥のお得なこのプロジェクト、いろいろな国からの参加者がいました。
スペイン、オランダ、アルゼンチン、コロンビア、インド、そして我らが日本です!

このプロジェクトには単に子供が好きだからということと、コミュニケーション能力の向上が少しでもできればと思い参加を申し込んだのですが、自分の考えの甘さ、計画性の無さ、そして英語能力の低さを知って帰ることになってしまいました。

参加する日本人は自分一人かと思っていたら、意外にももう一人。
その方は英語は完璧、そしてこのプロジェクトに何度も参加しているベテランさんでした。
この人がいなかったらどうなっていたのか…
と思うくらい本当に助けてもらいました。
むしろ、頼りきりでした…

折り鶴を説明しながら一緒に折れれば!
というのが自分自身の当初の計画でしたが、そんなのは到底無理でした。
小学生といっても年齢はまちまち、5歳から10歳くらいまでです。
折り紙を半分に折ることが精一杯という子供たちがいて、イヌやネコの顔の作り方を説明するのでとても苦労しました。
折り鶴の最終工程なんて説明できません…


美術センスがないので絵についてはあまり気にしないでください…。

何度の参加している日本人の方でも毎回説明に苦労しているとのことでした。
相手は子供であることや、説明は英語でということを考えれば自分が立てていた計画は困難であることは明白だったのに、と反省でした。

そして、子供たちに質問をされても、上手く、的確な言葉や表現が出てこなくとても悔しい思いをしました。
子供たちが言っていることは理解できても、それを英語で答えれないことが多くありました。
授業中でも同じようなことがよくあります。
例えば、単語の意味を説明する時に日本語での意味は分っていても、英語では上手く説明できません。
"知っている"と"理解"では全然違うということを実感しました。
少しでも多くの言葉や表現を"理解"できるようにできるよう、日々の英会話、学習を大切にしていきたいです。

でも、うれしいこともありました!
英語の発音が少しですが良くなっていることです!
友達やホストファミリー会話、外出先、例えば買い物しているときの会話の中で聞き返されることが少し減った気がします。
まだまだ自分にとって難しい発音はたくさんあるのでもっと努力が必要です!

話を戻しますと、
お昼は小学校の給食をいただき、休み時間にはフットボールをしました。
とにかく子供は元気です!
言葉が上手く通じなくても文化やスポーツなどは共有できるものだなと感じました!
残念だったことは、プロジェクトに参加した他の国の文化を知る時間がなかったことです。
しかし、とても良い経験をすることができ、今の自分は何が足りなくて、何が必要かということを気付くことができました。

イギリスに来て1ヶ月以上、正直自分自身が成長したり、変わったりしているかは分りません。
気付かない分努力が足りないということかもしれません。
でも、自分はこのプログラムでの自分の変化や成長を感じ取ってくれるのは、日本にいる親や友達、先生方だと思ってます。
帰国したときに少しでも多くの人に、成長した!変わった!と思ってもらえるように残りの期間を大切に過ごしていきたいと思います。

プロジェクト中の写真を撮ってもらいましたがまだ入手していないため今は載せることができません。
それも含めまた更新したいと思います。
祝日もあり週末も含めて4連休!
この連休は、マンチェスターから電車約3時間の街Bathに行ってきます!