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【フランス】夢への一歩を踏み出した2週間

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フランス

経営管理課程(BBA)3年生の宮﨑祥聖さんは、春休みにウィンタープログラムに参加し、フランスのナント市にあるAudencia Business Schoolに短期留学をしました。約2週間のプログラムを終え、帰国した宮崎くんにお話を伺いました。



ウィンタープログラムの参加を決めた理由

私は以前から、将来フランスで事業を展開したいという夢を持っていました。ただ、フランスで本当に事業ができるのか、どんな環境で、どんな人たちと、どんな方法でできるのか、そうしたことを実際に現地に行って肌で感じながら考えたいと思い、フランスへの長期留学を検討していました。ところが、交換留学やダブルディグリープログラムなど長期の留学には高い英語力が求められ、自信が持てずに悩んでいたとき、ウィンタープログラムについて知りました。短期間でも、フランスで学び、暮らす体験ができるならと思い、参加を決めました。


現地での学びと発見

このプログラムでは、EUの成り立ちや文化背景、多文化マネジメント、そしてアジア・ヨーロッパ・北米における働き方の違いなど、今まで触れることのなかった視点から、たくさんの物事を学ぶことができました。特に、文化の違いがマネジメントやリーダーシップにどのように影響を与えるかという内容は、非常に興味深かったです。また、授業以外にもスタディトリップがあり、実際に街を歩きながらフランスの歴史や慣習を体感できる機会がありました。教室の中だけでは得られない学びがたくさん詰まっていて、とてもいい経験になりました。フランス語の授業もあり、初めてフランス語を学ぶ私には大きな挑戦でしたが、「とにかく話してみよう」という気持ちで積極的に取り組みました。授業で覚えた単語やフレーズをホームステイ先で使ってみると、ホストファミリーが嬉しそうに応えてくれて、フランス語の楽しさに気づくきっかけにもなりました。

また、今回のプログラムで特に良かったと感じているのは、ホームステイができたことです。これが初めての海外だったので、言葉も文化も違う土地での生活に不安もありました。ですが、毎日「おかえり」と迎えてくれる人がいて、温かい食事が用意されていることが、大きな安心となりました。日常の中でフランスの食文化や生活リズムを自然に学ぶことができたのは、ホームステイならではの体験だったと思います。


今後の目標

このプログラムを通して、マネジメントやリーダーシップにさらに関心を持ち、将来的な事業展開についても新しい視点が得られました。今まで自分が目を向けてこなかった業界や社会課題にも関心を持つようになり、「日本でどんな価値を生み出せるか」をより広い視野で考えられるようになったと感じています。空港からの移動で切符の買い方がわからず困ったり、観光を楽しむ余裕もなかったり、初めての海外での体験は簡単なものではありませんでしたが、その経験も含めてすべてが成長につながったと感じています。そして今、「もう一度フランスに行きたい」と強く思っています。今回の留学でフランス語にも興味が湧いたので、6月にはフランス語検定にも挑戦する予定です。あの時一歩踏み出して本当に良かったと、心から思える経験になりました。

名古屋商科大学の短期留学

本学の海外提携校で開催されるサマープログラム、ウィンタープログラムに参加する留学プログラムです。現地では、ビジネスを中心に教養・文化・歴史・語学などを集中的に学修するとともに、他の留学生と交流を深めることができます。充実した奨学金制度により、経済的にも安心してご参加いただけます。