《ヤマト運輸》×ケースメソッド授業
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ヤマト運輸の変革から学んだ“勝ち続ける仕組み”とは? 「ヒットするサービスは、どのように生まれるのか。」 この問いを出発点に、ビジネスの構造を多角的に分析するのが小山 龍介教授による『ビジネスモデルイノ...
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ケースメソッド
Case Method
「ヒットするサービスは、どのように生まれるのか。」
この問いを出発点に、ビジネスの構造を多角的に分析するのが小山 龍介教授による『ビジネスモデルイノベーション』です。
授業では、実在企業を題材に「ビジネスモデル・キャンバス」を活用し、価値創造の仕組みを体系的に探究します。今回取り上げたのは、企業向けの配送(BtoB)から個人宅配(BtoC)へと大胆に事業転換したヤマト運輸。その変革の背景を分析し、どのようにして持続的な競争優位を築いたのかを明らかにしました。
利益構造の再設計と顧客価値の拡張を両立させたヤマトの戦略は、まさに「勝ち続けるビジネスモデル」の実例といえます。
後半のディスカッションでは、「もし自分たちがヤマト運輸の新規事業を構想するなら?」というテーマのもと、チームで新たな価値提案を構築。理論と実践を往復しながら、現実社会に通用するビジネス思考を磨いていきました。
高校の授業と違って、正解のない問いに挑むのが名古屋商科大学の特徴。
また、実際にビジネスの最前線で活躍してきた“実務家教員”から学べるのも魅力のひとつです。
今回紹介した小山龍介教授もその一人。広告代理店での勤務を経てMBAを取得し、歌舞伎をテーマにした新規事業の立ち上げや人気書籍『IDEA HACKS!』などを手がけるなど、幅広い分野で活躍されてきました。
“教えてもらう”から“自分で考える”へ。教科書の外にあるリアルなビジネスの世界を、あなたも体験してみませんか?