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アクティブラーニングで学ぶ自己介入調査②

#アクティブラーニング #アクティブラーニング事例紹介

椿田 貴史先生による心理学の講義では、心理学をビジネスに活かす方法として介入調査を行う目的や、介入方法について、アクティブラーニングで学んできました。今回は7週間の心理学の講義の集大成として、それぞれ自分の直したい行動や向上させたい行動について自己介入調査し、その結果を発表しました。

<介入とは>
ある行動や心理状態を改善したり、軽減するために行われる働きかけのこと。
アクティブラーニングで学ぶ自己介入調査①

短所を直す方法


今回学生からは
・学修意欲を持ち続けるための介入
・休日を充実させるための介入
・自分に自信をつけるための介入
・アルバイトでの接客を向上させるための介入
・イライラを軽減するための介入

など、誰もが直せたら良いと思うような関心のある事柄について発表されました。学生たちは介入内容を自分で考え、3日〜10日の期間を使って実験を行いました。

介入内容は
・休日にたくさん漫画を読むために読むスピードをあげる
・自信をつけるためにアルバイトを始める
・アルバイトに臨む前のモチベーションを上げるためにポジティブな言葉を自分にかける

といった工夫を凝らしたものがありました。
実際に介入したことで改善された学生も多くいましたが、中には思ったような結果が出なかったり、外的要因が絡み結果に影響を与えることがわかりました。これらは自分で実験したからこそ得ることのできた気づきです。
発表後は他者が見てもわかりやすい調査結果であったかどうか、学生同士でアドバイスを行いました。

「この介入方法では、なぜターゲット行動の解決につながるのか根拠が不明確では?」
「測定尺度は、こちらの尺度を使ったほうがわかりやすい結果が出たのではないか」

1人では不足部分になかなか気づくことができませんが、都心型コースの講義では発表に対し、お互いに意見を出し合いながら不足部分を埋め、より良いものを作り上げていきます。このようなアクティブラーニングの講義だからこそ、全員で協力し合い個々の力を高めていくことが可能になります。