全国の高等学校の進路指導教諭が評価する大学
- 大学案内
大学通信社の「高校の進路指導教諭が評価する大学」において、以下多数のランキングに本学がランクインしました。生徒の希望や適性を踏まえて大学を紹介してくれる進路指導の先生は、様々な大学の情報を豊富にお...
READ MORE
名商大コラム
NUCB Blogs
文系と理系で、就職、年収、そして人生を左右することになります。といった記事を見かけたら、読まない方がいいでしょう。さらには「失敗しない文系理系選び」というのも怪しさ満点です。そもそもこの世界の人間を2つに分類しようとする時点で視野が狭すぎます。将来何になりたいか?あるいは何がしたいのか?なんて実社会を見ていない高校生の時点で決める方が間違っています。
海外では大学入学時点で学部を選択するのではなく「大学」を受験するのです。そしてどの学部にも共通した一般教養教育(Liberal Arts)を学修しながら専門領域としての学部を選択するのです。日本は制度上、受験時点で専門領域としての「学科」を選択しなければなりませんが、最近はもう少し大きく分類された「学部」を受験する方向です。近い将来は日本でも「大学」を受験するだけで、高校で文系理系クラスは不要になると思います。
そんな言い訳が通じたのは昭和だけ。そもそも、理系と文系を区別する境界線こそが怪しさ満点、文系でもパソコン使いますよ(笑)世界の高等学校で「文系理系」といった分け方や「偏差値」といった序列をつけるのはこの国だけ。自然科学、社会科学、人文科学という分け方が正解です。さらには「不景気の時期は資格志向の理系が就職に有利」という謎フレーズが出回りますがそれは単なる妄想、夢がなさすぎます。むしろ「言語運用力」を高める事が人生を劇的に豊かにすることに気が付くべき、会社は日本企業だけではないですからね。