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なぜ偏差値より面接が大事なのか?

#文系 #大学受験 #偏差値 #面接

偏差値と面接

大学受験には多くの誤解や罠が待ち構えています。偏差値、併願割引、追加合格、など日本でしか効果のない魔法を次々と編み出す受験業界。今回はまず大学受験の話題の前に大学院にはなぜ「偏差値」がないのか?をご紹介します。

なぜ大学院に偏差値が存在しないのか?それは予備校による対策が不可能なほど入試問題が複雑かつ難易度が高いから・・ではありません。理由は簡単で「正解」が存在しない「出題」なのです。例えば経営学系の大学院の入試問題であれば以下のようになります。

例題

「欧州の新車販売が64%増、ロックダウンの反動(日経新聞 2021/4/17)」6か月後の当該市場の動向を予測せよ。

解説

合否結果は6ヶ月後ではありません(笑)経営学をはじめ社会科学の世界に単一の正解(The Answer)は存在せず、正解がなければ偏差値は算出できません。問われているのは、筋道の立った論理的な考察(MECEとも呼ばれる)を行う能力があるか?なのです。この種の設問の弱点は採点結果を客観的な数値で表現するのが困難な点。例えば80点と85点の2つの答案の間に有意な差が存在するのか?仮に採点者が異なっても80点と85点になるのか?といった客観性や再現性の点。この弱点を補うのが「大学時代の成績」と「面接」なのです。

事実、欧米の大学が「大学」入学選考で重視しているのは「高校時代の成績」と「面接」なのです。高等学校教育の理解度を確認するために「一発勝負」の要素の強い筆記試験ではなく高校の成績やIBスコア(高校卒業試験得点)を参考にすれば十分で、むしろ教育環境や教育手法に対する理解や適性を確認できる「面接」が重視されるのです。