《授業レポート》佐藤亜美先生「TOEIC PROGRESS B-1」

TOEICで780点取得を目指す

佐藤亜美先生の「TOEIC PROGRESS B-1」の授業は、国際学部2年生を対象にした授業です。この授業では、基本的な英語の技能（スピーキング、リスニング、リーディング、文法、語彙）を身につけながら、TOEICで780点を取得できる実力を身につけることを目指します。今回の授業では主にリスニングのパートを学修しました。先生のパソコンからリスニングの音源を流し、学生はそれぞれの自宅で問題を解き進めます。答え合わせの際には、流れた音声のスクリプト（原稿）を画面上で学生に見せながら、2人1組になりペアワークで読み進めます。このように、英語を聞く力だけでなく、実際に自分で声に出すことで英語を話す力も身につけます。受講者数は20名ほどの少人数のため、モニターで常に受講生全員の表情を確認することができます。先生と学生がまるで同じ一つの教室にいるように授業が進められていきました。

英語で論理的に推測する力を身につける

毎回の授業で今まで知らなかった新しい英単語に出会います。そのため毎週の授業の前には、単語の意味を調べるなどの予習が欠かせません。この授業のほとんどが英語で行われますが、新しい単語を初めて学修する際は、先生が異なる英単語に言い換え、学生が理解できるよう説明します。TOEICのリスニング問題では、今後の主人公の行動を予想し問う問題がよく出題されます。答え合わせの際は、”Why do you think so?”と先生が英語で問いかけます。学生も英語でその解答を選択した理由を説明します。このように、この授業では英語で論理的に推測し、説明する力を身につけます。佐藤先生は「授業は先生だけでなく、学生のみなさんにとっても英語を話す良い機会です。積極的にチャレンジしましょう。」と学生に伝えました。