留学生の書道体験が行われました

現在、名古屋商科大学では新たに115名の留学生を迎え入れ、合計58の国と地域の留学生が学んでいます。その留学生たちに日本の書道を体験してもらおうと、10月18日（水）に書道体験イベントが開催されました。44名の留学生と、留学生と一緒に書道がしたい日本人学生19名が参加し、イベントは大盛況でした。

イベントの最初には、書道の「とめ」「はらい」の書き方を学びました。基本の技能から熱心に何度も練習を重ねる様子からは、美しい文字で作品を作り上げたいという意志が見え、ただのイベントではなくまるで本当の書道教室のようでした。イベントの手伝いをしてくれた日本人学生達は、英語で書道を教えるのに苦戦しながらも、楽しそうに留学生と交流をしていました。

参加した留学生の一人は、「書道体験はとても楽しかったです。『道』『進』『癒』と書きました。とても上手く書けたと思います。もっと書いてみたいので、自分で書道の道具を買いたいと思います。」と話し、書道の道具がどこで手に入るかを質問していました。他にも、「想像以上に楽しいイベントでした。これまで日本で経験した中で一番良い経験でした。」と話してくれた留学生もいました。
イベント終了後、留学生たちはお土産に作品をもらい嬉しそうに何枚も持ち帰っていきました。日本人学生と交流しながら日本らしい文化体験ができ、日本での特別な思い出となったのではないでしょうか。