Case Award 2020受賞〜vol.2〜

セミナーの担当教授である小野裕二先生と
経営学部経営学科4年 白木さん
ケースタイトル:J.フロント リテイリング2020
Case Awardとは、2年間のセミナーで書き上げる「ケースライティング」において、名古屋キャンパスの卒業生の中から最優秀ケースを選定し表彰する権威ある制度です。
2020年度においては、白木さんの書き上げた『J.フロント リテイリング2020』を含め3名の表彰が決定しました。
栄誉ある賞を受賞した白木さんが作成したケースやCase Awardの受賞について語ってくれました。
▶︎同じく受賞した吉良さんのインタビューはこちらから
ケースのテーマを教えてください
4年間百貨店でアルバイトしていた経験から、大丸と松坂屋が合併されてできたJ.フロント リテイリングをテーマとして取り上げました。近年百貨店業界は市場の衰退に悩まされています。そこで百貨店業界の問題点・課題を見つけ出し、今後の生き残りのためにどのような戦略を立てて行く必要があるかを考えて、ケースを作成しました。
ケース作成で身についた力はなんですか?
「分析能力」と「伝える能力」が身についたと実感しています。「分析能力」については統計分析という分析手法を用いたりすることで、日常でも物事について深く分析することができるようになりました。そして、「伝える能力」について。ケースは自分以外の誰かに議論してもらうものです。他者に読んでもらうことを前提としているため、自分以外の誰かに正しく伝えることを意識して文章を書く力が磨かれました。また、私が所属していたセミナーではケースを作成する際に、ケースだけを書くのではなく、パワーポイントも同時に作成していました。作成したパワーポイントを使用して、先生や他の学生の前でプレゼンテーションをする機会も多く、更に伝える能力を高められたと感じています。
受賞した感想を教えてください
自身のケースのアンケート作成や解答に協力してくださった方、何より所属セミナーの小野裕二先生に感謝の思いでいっぱいです。Casa Awardの受賞を誇りに思い、社会人になってもケース作成で培った知識や経験を活かしていきたいです。