ファイナンシャルプランナーを目指して
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経営管理課程に所属する2年生の金さん。将来はファイナンシャルプランナーとして相談者に寄り添い、経済的なサポートができる人材になることを目標に、ケースメソッド授業での学びや資格取得に励んでいます。今回は、名古屋商科大学の経営管理課程に進学した理由や、授業での学び、大学生活の目標について紹介します。
大学の資格取得支援制度を活用

経営管理課程2年 金さん(鈴鹿高等学校出身)
大学の資格取得支援制度を活用し、現在は2つの資格取得に向けて勉強を進めています。1つ目は、母国語である韓国語の実力を公式に証明するためのハングル検定に取り組んでいます。日常会話は問題なく話せるものの、資格という形で証明することでさらに自信を持って使えるようになると考えました。2つ目は、ファイナンシャルプランナー(FP)試験の基礎となる簿記についての学習です。簿記の知識はFPの土台となるため、まずはしっかり理解することを目指しています。将来的にはFP検定にも挑戦し、資格取得を通じて専門性を高めたいと考えています。日々の学習と並行して大学の支援制度も活用し、自分の夢への準備を着実に進めています。
相談者に寄り添うファイナンシャルプランナーに
ファイナンシャルプランナーへの憧れを抱くようになったきっかけは、5年前に父親を亡くした経験です。将来に不安を感じていたとき、専門家から丁寧なアドバイスを受け、財産や収入・支出を整理し、今後の見通しを立てられたことで非常に安心できました。この経験が強く心に残り、同じように誰かの不安や悩みに寄り添い、支えになれるFPを目指す決意を固めました。大学のケースメソッド授業や資格取得支援制度も、その夢を実現する大きな後押しになっています。今後も相談者の夢や目標に真剣に向き合い、経済的な側面から共に歩めるFPとして成長していきたいという強い思いを胸に、努力を続けていきます。
課題解決型授業で磨く発想と判断の力
そのような志を抱いて入学した経営管理課程では、実際の企業や社会の課題を題材に、自ら考え、判断し、提案する実践型の授業が全科目に導入されています。こうしたリアルな問題に取り組むスタイルは、頭の中の知識を使って考えるだけでなく、限られた情報の中で最適な判断を下す経験を積むことができます 。
授業では、繰り返しグループディスカッションが行われるため、多様な視点を取り入れつつ、対話を通じて発想を広げることができます。その過程を通じて、発想力や判断力だけでなく、自分の意見を相手に伝え説得する力も自然と身についていきます 。まさに、将来ファイナンシャルプランナーとして相談者に寄り添い、最適な提案をするために必要なスキルが育まれる学びだと感じています。さらに、この経営管理課程は経営、経済、商の3つの学部が連携してカリキュラムであり、バランスよく幅広い知識を吸収できる点も大きな魅力です。実践で鍛えた思考力は、多様な場面に応用できる心強い財産となると思います。
取材:2025年5月