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河田特派員からの耳より情報

#学生生活 #キャンパスライフ #BBA #名古屋キャンパス

名古屋キャンパス(BBA)の学びの特徴は、アクティブラーニングです。アクティブラーニングの学びにはケーススタディとフィールドスタディの2つがあり、今回はフィールドスタディについて紹介してくれます。


フィールドスタディは何をするの?


フィールドスタディとは、駅や街に実際に赴き、そこにいる人たちや、その場所の風景などのありのままの姿を目と体で感じとり、「気づき」を得る学習方法です。フィールドスタディはこの大学だからこそ学べる学習方法であると言えます。その理由は2つあります。

1つ目は、名古屋キャンパスが名古屋の都心部である「伏見」にあることです。
都心部には、人が多く集まるような魅力的な場所が密集しています。それゆえに「便利」を求めて整備された街の中に隠れた「不便」が多くあります。例えば、伏見に訪れる人たちはみんながみんな同じではありません。老若男女であるのはもちろんのこと、体の不自由な人もいるわけです。そのため、人によって「便利」というものは変わってきます。もしかしたら、一般の人には「便利」であっても、体の不自由な人は「不便」と感じているかもしれません。
こういった事例は多くの物や人が集まる都心部だからこそ観察しやすいといえます。

2つ目は、名古屋キャンパスでの授業では、ケーススタディを日々行っているからです。ケーススタディで行われる「実在する企業の事例などを用いての課題を解決すること」や自分の意見を発表する「グループディスカッション」「全体討議」などで意見を交換し合い、視野を広げることができます。
日々のケーススタディで学んだこともフィールドスタディや実際の社会において、試したり検証したりするきっかけとなります。

街に出てみると、たくさんの気づきを得ることができます。そこで得た気づきは1つも無駄なことはありません。色々なものを細かく観察するため、面白そうなお店や、美味しそうなものを売っているお店を見つけられてしまうかもしれないという楽しみもあります。

韓先生の「プログラムデザイン」


この写真は、1年次に開講される韓先生の「プログラムデザイン」という授業の中で行われたフィールドスタディの様子です。

テーマは、「大須を盛り上げるアプリ」を作ること!
実際に大須商店街を隅々まで観察し、発見したことを基に地域がより一層盛り上がるような楽しくて便利なアプリを提案することができました。
このように、「便利」を追求するだけではなく、「面白い」と思ってもらえるようなことを考える機会を与えてくれることもフィールドスタディの良いところです。



最後に


私は、名古屋キャンパスで学んだことで、実際の社会でも気づきを得ることができる力が身についたと実感しています。「気づき」を得るには、細かいことまで観察しなくてはいけません。行き交う人々の仕草、店や駅の立地や内装などは、気づきを得る良い対象です。それらを観察しているうちに、今まで私自身が見えていなかった側面を見ることができるようになっていきました。その側面には、必ず要因があります。その要因を見つけることが少しずつできるようになり、気づきに繋げていけることが増えてきました。この力を、普段の授業や生活に活かし多面的な視点で社会を見ていきたいと考えています。

フィールドスタディは、多くの物や人を観察することでたくさんの「気づき」を得られます。そこで、知らなかったお店や人、モノと出会い、どんどん世界が広がっていきます。あなたも、「気づき」という宝物を探す冒険に出てみませんか?