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ダブルディグリー

Double Degree Program

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ダブルディグリープログラムへの挑戦

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フランス

先日、フランスのICN Business Schoolでのダブルディグリープログラムを無事に終了し、帰国した国際学部4年生の瀧本くん。プログラム参加前からウィンタープログラムや本学の英語でビジネスを学ぶGlobal BBAクラスを受講するなど、英語でビジネスを学ぶ環境を積極的に活用し準備をしてきました。プログラムを終えた瀧本くんから、留学前に心掛けたことや留学中に起こった変化、価値観の違いなどをお話しいただきました。


ダブルディグリープログラムへの参加と成長

ダブルディグリープログラムに参加することを決めた理由は何ですか?

入学当初、私は自分に厳しく成長できる道を選びたいと強く思っていました。このプログラムに参加するためには、2年生の冬までにTOEICで750点以上を獲得する必要がありました。入学当初の私のスコアは330点であり、その差は非常に大きく、達成するのが困難な挑戦でした。しかし、私は目標を達成するために全力を尽くすタイプであり、この挑戦を楽しみながら取り組むことができました。

また、英語を実際に使って何かを成し遂げる必要があると感じていました。このプログラムは、英語でビジネスに関する専門科目を専攻できるだけでなく、二つの学位を取得することができる点に非常に魅力を感じました。これにより、英語を通じて実践的なスキルを身につけるだけでなく、将来のキャリアの可能性も広げることができると考えたのです。

プログラムを通じてどのような力が身に付きましたか?

留学を通じて、自発性と自己管理能力を大いに身につけることができたと感じています。留学期間中は、良くも悪くも多くの自由が与えられました。この自由な環境の中で、自分をどのように成長させるかを自分自身で考え、行動することが求められました。特に、授業の予習・復習や課題の提出、グループワークの調整など、すべて自分で計画し実行する必要がありました。これにより、スケジュール管理や優先順位の付け方といった自己管理能力が大幅に向上しました。

加えて、問題解決能力も大いに向上しました。異国の地で生活する中で、様々な問題や困難に直面することが多々ありました。例えば、学業における言語の壁や文化の違い、日常生活におけるトラブルなど、さまざまな課題に直面しました。これらの問題に対して、まずは問題を正確に把握し、次に解決策を考え、実行に移すというプロセスを繰り返すことで、自然と問題解決能力が鍛えられました。

フランスでの生活と自分に起きた変化


フランスでの生活はどのようなものでしたか?

フランスでは学習とフリータイムのメリハリがしっかりとしていました。みんな勉強意欲が高く、図書館などでグループになって課題に取り組みました。休日には勉強のことを忘れてハウスパーティーなど大勢で楽しむことが多かったです。また、私の場合、シェアハウスで暮らしていたのでルームメイトと過ごす時間も多かったと思います。長期の休みではクラスメイトとヨーロッパの国々を多数訪れました。ほとんどの国に往復1万円以下の飛行機で行くことができ、経済的な負担もあまりかからず旅を楽しめました。

渡航前と渡航後で価値観の違いはありましたか?

渡航前までは人の意見を気にすることが多かったですが、渡航後は自分らしくいることの大切さを知りました。海外ではほとんどの人が良い意味で自分を優先するのだと思います。人のことを考えて疲れる前に、自分を大切にすることが重要だと感じました。人に迷惑をかけないように自分の好きなことをして生きる尊さ学びました。

プログラム参加を考えている方へのメッセージ・アドバイス


TOEICだけでなくTOEFLやIELTSの勉強を同時並行で進めて、学術的英語やスピーキング、ライティングに慣れる必要があります。私が選択した学校はTOEICスコアの受け入れがありましたが、ほとんどの提携校はTOEFL、IELTSのスコアが必要になるので気をつけてください。また、日本でもBBAの受講や聴講などをして英語で専門分野を学ぶことに慣れておくことが大切です。さらに、プログラム中はなるべくアジア人で固まらずに、ヨーロッパやアメリカなど多くの国籍の人と関わることが重要だと思います。

留学中は本当に自由なことが多く、自分自身の決断が大切です。たくさんの誘惑がありますが、優先順位を考えて行動しましょう。また、多くの人と積極的にコミュニケーションを取る姿勢が大切です。

名古屋商科大学のダブルディグリープログラム

ダブルディグリープログラムとは、本学卒業時に留学先大学の学位と本学の学位の2つが取得できる特別な留学プログラムです。現地の大学生とともに高度なビジネスを英語で学ぶことで、将来のグローバルビジネスパーソンとしての土台を築くことができます。

ダブルディグリープログラム協定を締結している7つのビジネススクール
Audencia Business School (France)
NEOMA Business School (France)
ICN Artem Business School (France)
Toulouse Business School (France)
Grenoble Ecole de Management (France)
National Taiwan University of Science and Technology (Taiwan)
Kemmy Business School, University of Limerick (Ireland)