《キャリアガイダンス開催》厳しい就職活動を迎える3年生をサポート

日進/長久手キャンパスにて3年生向けのキャリアガイダンスが行われました。本学キャリアサポートセンターでは、就職活動に向けてそれぞれの学年毎にその時期に必要となる情報を提供する場を設けており、それをキャリアガイダンスと呼んでいます。今回のキャリアガイダンスでは、まもなく本格的な就職活動を開始する3年生に向けて、例年より厳しい状況になるという前提の元、どのような準備をしていくのかについてお伝えしました。

内定を出す基準は厳しくなっている

あるリクルート媒体を運営している企業の取ったアンケートによると、今年は例年よりも内定を出す基準を厳しくしたと回答した企業がおよそ2割を占めたそうです。一番の要因はやはり新型コロナウイルスの影響です。リーマンショックの次に内定率が落ち込んでいるというデータも出ており、現在の4年生も厳しい状況を強いられています。来年の就職活動においても今年と同じかそれ以上に悪化することが予想されます。

どのような対策をすべきか

今回のガイダンスの話題は大きく2点ありました。
1点目はエントリーしたい企業（選考を受けたい企業）を今からできるだけ多く探しておくということです。
とあるリクルート媒体が取った数値では、今年の文系大学4年生のエントリー数は就職活動開始時期の3月時点で平均17社ほどでした。現3年生はそれ以上にエントリー企業を探しておくことが必要といえます。
2点目は、今年から多くの企業が導入したWeb面接についてです。
Web面接はインターネットを介したコミュニケーションとなるため、対面で行うよりも伝わりづらいという問題があります。そのため、就活生は豊かな表情やボディランゲージを含め自分の魅力を伝える努力をする必要があります。その他にも背景の映り込みにも配慮するなど、従来の対面面接と異なる注意点があります。
今回のガイダンスを通して、昨年度は違う就職活動状況に緊張感や不安な気持ちを感じた学生も多かったことでしょう。本学キャリアサポートセンターでは、どのような企業にエントリーをすべきかという相談はもちろん、対面やZoomでの面接サポートも実施しています。初めての就職活動で不安を感じる学生のためにも、本学キャリアサポートセンターはいつでも全力でサポートします。