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Case Award 2022受賞〜vol.3〜

#ケースライティング #ケース #経営管理課程


Case Awardとは、2年間のセミナーで作成する「ケースライティング」において卒業生の中から最優秀ケースを選定し表彰する名誉ある制度です。
2022年度においては、山田さんの作成した『株式会社リクルート 2022』が表彰されました。栄誉ある賞を受賞し、この度ご卒業を迎えた山田さんがケース作成について語ってくれました。

▶︎同じく受賞した浅井さん寺野さんのインタビューも併せてご覧ください。


経営管理課程 卒業生 山田さん
ケースタイトル:株式会社リクルート 2022
概要:多角化企業における現状分析と今後の方針について



テーマの選定理由を教えてください


僕がこの企業を選んだ理由は、いつか自分もこの会社で働いてみたいと考えている企業だからです。
リクルートは起業家精神にあふれており、数多くの起業家を輩出しています。リクルート出身経営者同士のネットワークも構築されており、他の企業にはない独特の文化がたくさんある企業とも言えます。将来経営者を目指している自分にはぴったりな環境です。その特殊なやり方で日本有数の大企業として君臨していることに驚き、そんな会社だからこそ調べてケースにしたら面白いのではないかと考えて、リクルートのケースを選びました。


ケース作成時に苦労したことを教えてください


ケース作成時に最も苦労したことは、リクルートが多角化企業であり過ぎたことです。
リクルートは人材事業からスタートした会社ですが、今では、教育、結婚、住宅、飲食、美容などとにかく数多くの事業を抱える多角化企業です。そんなリクルートだからこそセグメント毎の業績を見ないと何が良くて何がダメだったのか一概には言えませんし、外部環境による影響も事業によって意味合いが全く変わってきます。そのため、全ての事業の情報やその影響が及ぶ範囲を検討するのにとても時間と労力がかかったことを覚えています。


ケース作成で身についた力について教えてください


ケース作成では、「身についた」よりも「深まった」力の方が多いと感じています。
大きく2つの力が深まりました。クリティカルシンキングとクリエイティブシンキングです。
これらは在学中の授業を通じて身につけ、4年間で磨いてきた力ですが、ケース作成時にはその集大成となるような貢献をしてくれた力だと思っています。「本当にそうなのか?」と検討を続け、「こんなアイデアもあるのでは?」と幅広い視座を持つ。これができたことが今回のアワード受賞に繋がったと思っています。


受賞した感想を教えてください

Case Awardを受賞できたことは率直に嬉しかったです。3年生の初期から2年間かけてやってきたことが報われた気がしました。途中で何度も挫折しそうになり、納得のいかない中途半端な状態のまま提出してしまおうかと思ったこともあります。しかし、そんな時にはセミナー担当である小野裕二先生、セミナーの仲間が励まし、手を差し伸べてくれて、乗り越えることができました。今回のCase Awardは自分1人の力では決して取ることができなかった賞だと思います。支えてくださった全ての人に感謝を伝えたいです。