Gap Year Program 2019 研究報告vol.1
- 海外留学
- 参加者体験談
Gap Year Program とは 約75日間をかけて、各自の自主的な計画に基づき、ヨーロッパを舞台に単独で調査・研究活動を行います。欧州ではすでに定着している習慣を参考にしたもので、海外での生活を通して自分を見...
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Gap Year Program
フランス
〈訪問国〉フランス、イギリス、ベルギー、スイス、ドイツ
私は幼い頃より犬と共に生活してきましたが、高校生の頃、日本で犬や猫が毎日何百匹と処分されていることを愛護センターに行くことで知ることになりました。今回、ギャップイヤー留学に参加するにあたり、事前研修での調査にて、ヨーロッパでは動物を「販売」しているペットショップは少ないということを知り、ヨーロッパでのペットに対する考え方について興味を持ちテーマを設定しました。
訪問したヨーロッパ5カ国では、ペットを飼うことは免許制であったり、手厚い保護施設での制度や管理体制、またドイツでは殺処分を行う施設自体がないことなど、実際に事実を目の当たりにしながら様々な人に話を聞くことで、ヨーロッパの人がいかに動物を大切にしているということがわかりました。特にイギリスの保護施設バタシーは清潔感があり「こんな場所で働きたい、日本にもこのような施設を作りたい」と思うような、動物に対する優しさを感じました。また、ベルギーでの保護施設では、自分が訪れた少ない時間の中にも関わらず、3組もの家族が犬を引き取って行くのをこの目で見ました。
日本では二酸化炭素による、苦しみのある殺処分にて毎日何百匹という命が殺されています。その現状をから日本でもヨーロッパの国々のようにもっとペットに優しい国にするために、このギャップイヤー留学で実際に見て学んだことを将来のビジョンとして活かしていこうと思います。