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ヨーロッパの人々の投資行動を調査する一人旅

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名古屋商科大学の2023年度ギャップイヤープログラムに参加した学生に話を伺いました。コロナ禍の影響で数年間開催を見合わせていましたが、今年度3年ぶりに再開することができ4名の学生が参加しました。今回は、参加者の1人である中村太一さんにご自身の経験を語ってもらいました。

学生紹介


現在、国際学部2年生の中村太一さんは、京都府共栄学園高等学校の出身です。高校生の時に参加したオープンキャンパスにてNUCBの学生主体で進められる授業形式や多様な留学プログラムに魅力を感じ入学を決意しました。そして、2年生になった今年度、ギャップイヤープログラムに参加し、8月下旬〜10月下旬までの約70日間単独でヨーロッパ各地を回りながら「ヨーロッパの人々の投資行動に影響を与える金融教育プロセス」という研究テーマで海外研修を行ないました。


現地で得た学びはどんなことがありましたか?


調査当初は、「僕はこの国に調査をしに来た大学生です。僕の調査に協力していただけませんか?」と現地の人たちに話しかけてみてもなかなか受け入れてもらえず、協力を得るのが難しい状況が続きました。場合によっては怪しまれることもあり、話しかけても足を止めて話を聞いてくれることがないのは大変辛かったです。しかし、このプログラムに参加すると決めた時から、絶対に落ち込んで諦めることはしないと決めていたので、どのように話しかければ現地の人から協力が得られるか考えて取り組むことにしました。

現地調査の際に次の2点を工夫しました。1点目は、自分が安全な人間だということを知ってもらい話しても大丈夫と思ってもらうことです。2点目は、私自身がどんな人間なのかに興味を持ってもらうことです。現地の人から、私が質問した際に「私の投資経験はあなたにどのように関係がありますか」と質問が返ってくることがありました。このときに自分の意見や、やりたいと思っていることをしっかり伝えることができないと自分への信用や興味が得られないと気づき、それを機に自分の意思をしっかり伝えることの大切さを学ぶことができました。
実際には、日本人の投資状況の説明をしたり、僕が日本の金融教育に影響を与えたいという意志を説明したりすることで、研究テーマに合った回答を得ることができるようになりました。このように現地で行動の改善ができたことで多くのより良い調査結果を得られました。また、当たり前ですが、僕の調査は全て英語で行っています。そのため英会話能力向上という面では、現地にいる間は英語を学修する明確な目標ができたことで、実際にインプットした英語をその場でアウトプットできたことで英語を話す力と聞く力は大きく向上しました。
2年生という大学生活の早い段階でこのプログラムに参加できたことは、語学習得だけでなく今後の自分の進む方向を明確にするためにも非常に貴重な経験になりました。

将来の抱負を教えてください

具体的にどんな職業に就くかは決めていませんが、僕が日本人として生まれたことに何かの意味があると考えているので、日本の文化を海外に発信したり、日本の経済を良くするビジネスに貢献し、日本により良い影響を与える仕事がしたいです。そのために、これからも大学在学中に様々な留学プログラムに参加して世界の多様な生き方をしている人と実際に関わりたいと考えています。キャンパス内でも身近な友人だけでなく、教授や別の学部学科の学生、留学生と交流をし、人間力も上げていきたいです。


NUCB「ギャップイヤープログラム」とは

約70日間をかけて各自の自主的な計画に基づき、ヨーロッパを舞台に単独で調査活動を行うNUCBならではの特徴的な留学プログラムです。海外での生活を通して自分自身を見つめ直し、世界的な視野を持った人材へと成長することができます。
プログラム詳細はこちら→https://www.nucba.ac.jp/abroad/gapyear/

NUCBの留学プログラム

海外留学に強い「名古屋商科大学」。国際ボランティアランキングで国内連続1位を達成し、日本で初めて海外ギャップイヤー留学を開始しました。さらに国内で初めて学部で「AACSB国際認証」を取得して、世界トップレベルの海外提携校での海外交換留学、海外インターンシップ、世界一周留学などの海外留学を開始。今や1つの国、1つの言語、1つの大学で学生生活を終える時代ではありません。本学では海外留学を支援する奨学金も複数用意し、世界へ挑戦する学生を積極的に後押ししています。


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