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GAP YEAR PROGRAM :一歩


こんにちは。
国際コミュニケーション学科の1年の清家みのりです。
私は今ハンガリーの南の方のセゲドに来ています。

その前に、フランスでのボルドー周辺の田舎で
ファームステイをしてきました。
ファームステイというのは、言葉の通り
ファーム(農家/農場)にステイ(滞在)させてもらうというものです。

たくさんの動物と広々とした土地や暖かい人に囲まれて
田舎育ちの私はとても心地がよかったです。

目的地に行くのにボルドーから列車に乗りました。
しかし、最初は列車がわからず、インフォメーションの人に聞いても
フランスなまりの英語なのか、私の語学力が低いこともあり、よくわかりませんでした。
諦めそうになったときふと思い出したのは仲間の顔です。
いつも私は周りの人に支えられて地に足をつけてもらっていました。
いざひとりになって、周りに誰もいなくて、自分だけでは何にもできないことに気づき、
どれだけ人に甘えていたのか情けなさを感じました。

私は自分を変えたくてこのGAP YEAR PROGRAMに参加したいと思いました。
高校時代に自身初めての海外、カンボジアに行って様々なものにふれて、
少し自分が変わったように感じました。そして進路もがらりと変わりました。
その経験から「いろんな国を見たい!」という海外への興味と
「もっと"清家みのり"を自分のなりたい"清家みのり"に近づけたい!」
という思いが強くなりました。

「ここで諦めたら、なんのために来たかわからん」
インフォメーションにまた戻り、粘りに粘って身振り手振り、メモを使って乗り場や時間を聞き、
なんとか無事に着くことができました。
あの時の私の顔はきっと相手が引くぐらいひどかったと思います。
少しずつ少しずつ自分のペースではありますが、
日々進歩しようと奮闘しています。

ファームステイでは、ホストの方にも優しくしてもらい別れるときは
涙が止まりませんでした。こんな関係ができたのも、優しいホストさんが居て
その上「自分のことを話しなさい」と積極的に英語を話す機会を作り
英語の勉強と平行してコミュニケーションの大切さを教えてくれたおかげです。
ありがたいです。人の存在とはかけがえのないものです。
このGAPに来て思うことは、家族や友達、大切な人、身近な人の存在の大きさです。
普段は近くに居て気づきませんが、ひとりひとりの存在が
私にとってはすごく大きなものであり、大切なものです。

ファームステイは2週間という期間でしたが、
素晴らしい経験ができました。
人のつながりはお金ではかえません。
自分からなにかアクションを起こさなければ
なにも起こりません。

最後になりましたが、WWOOF さん、
そしてDavid 、本当にありがとうございました。

いつも私の一歩を動かしてくれるのは、
自分自身だけでなく、たくさんの人の言葉や存在です。

つたない文章で長くなってしまいましたが、
はじめての更新なものでおおめに見てもらえればありがたいです。


清家みのり