ヨーロッパの人々の投資行動を調査する一人旅
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名古屋商科大学の2023年度ギャップイヤープログラムに参加した学生に話を伺いました。コロナ禍の影響で数年間開催を見合わせていましたが、今年度3年ぶりに再開することができ4名の学生が参加しました。今回は、...
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Gap Year Program
こんにちは。コミュニケーション学部国際コミュニケーション学科1年生の小倉優希です。今ギャップイヤープログラムに参加していてヨーロッパを1人旅しています。
私がなぜこのプログラムに参加したかというと、私はめんどくさがりで自分で出来ることも両親や友人に任せてしまったり頼ってしまう自分が嫌いだったからです。だめだと心で思っていてもなかなか行動に移せない自分が嫌でした。そんなときこのプログラムの存在を知り、自分でやるしかない状況になったとき私は何が出来るんだろう。どこまで頑張れるんだろう。よし!やってみよう。と思い参加させていただくことになりました。
いきなり1人で海外で2ヶ月なんて耐えられない!
そう思う方も多いのではないでしょうか。私も2ヶ月前まではそのうちの1人でした。
その原因として英語力、孤独感、帰国後の学校生活などがあげられると思います。
しかしそんな心配は何もいらないことがわかりました!
まずヨーロッパで生活するのに英語力はいりません。その証拠に私はTOEIC330点しかありません。しかし何不自由なく生活しています。英語が話せなくても単語を並べてボディランゲージを使えば相手に伝わります。英語が下手くそでも笑顔で大丈夫ちゃんと伝わってるよ。と言ってくれます。
事前研修中のある英語の授業の時に、言いたいことはたくさんあるのに言葉にすることが出来なくてやる気がないと捉えられてしまったことがありました。私はそれが非常にショックで、悔しくて、それでも泣くことしかできない自分に嫌気がさしました。そんな時周りの方に励ましていただいて気づきました。「ヨーロッパでつらいことがあっても誰にも頼れない。楽しいことがあってもつらいことがあってもそれを伝える人が誰もいない。」ですが、その考えは間違っていることがわかりました。
こちらでは毎日新しい出会いがあります。毎日新しい友達ができます。一緒に食事に出かけるほど仲良くなれることなんて珍しいことではありません。そんな方たちと今日こんなことがあった。あんなことがあったと話し合えば、楽しかったことを伝えられるし、つらかったことは笑いに変わります。日本にいる友達も最近どう?とメールしてくれます。ヨーロッパのどこかにはメンバーもいます。1人だけど
独りじゃありません。
最初は1年生の最初に海外なんて帰ってきて学校に居場所はあるのか不安でした。しかしそれも全く問題ありません。ギャップ参加者ではない子たちと一緒に授業を受けたのは1週間ちょっとでしたが、たくさん友達ができました。
まだ10代。大人になったら・・・。しかし今が1番時間があるときです。「大学生の時にバイトやサークルばっかりじゃなくて海外にこればよかった」とおっしゃる方にたくさん出会いました。海外に来て、ヨーロッパのことはもちろん日本の素晴らしさや、今まで自分がどれだけ幸せな環境で生活していたのか気づくことができます。
2ヶ月なんてあっという間です。この2ヶ月間で経験した楽しいことやつらいことは全て一生忘れることがないほど大切な思い出ばかりです。ヨーロッパでの生活も残り10日を切りました。日本に帰って後悔をしないよう生活していきたいと思います。
最後に事前研修の際お世話になった先生方、先輩方、両親、友達、ありがとうございました。私は1人で生活してどれだけ皆さんに支えられて生活できていたのか知ることができました。帰国したら今度は私が皆さんの手助けをできるようになりたいと思います。