本学と名古屋商業高校がケーススタディ分野で高大連携プログラムを推進していくことになりました。名古屋商業高校は文部科学省の事業「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール」の指定校として今年度から選ばれており、その事業の一環として、ケーススタディ分野において先進的な取り組みを行っている本学と連携し、社会の第一線で活躍できる職業人の育成を行います。

具体的には、高校での科目「財務会計Ⅰ」において、本学の教員、関口了祐教授がケーススタディを導入し、グループワークや企業分析を行い、主体性や問題解決能力などを育成します。関口先生は本学の商学部会計ファイナンス学科の教員で、会計学や財務会計を専門に扱い、その定評のある指導法を高校生にも展開することになります。高校における会計科目の新しい教授方法や評価法の開発が期待されています。知識を溜め込むだけでなく、その知識を活用し実践する能力が求められる中で、本学のケーススタディが注目されているのです。