本日、株式会社アルペン 執行役員 マーケティング本部副本部長 兼 戦略企画室長 白鳥明さんを山岡隆志教授のセミナーにお招きし、「アルペンのマーケティング戦略」と「キャリア」について講演をしていただきました。

アルペングループは、全国に430店舗を展開し、スポーツ用品から日常用品まで幅広い商品を販売されています。ワールドカップ優勝者が使用する「Hart」「kissmark」といったプライベートブランドをもつメーカーであることは、あまり知られてないところです。アルペンのマーケティング戦略の中で、プロモーションついての変革について熱く語られました。以前は、新聞の折り込みチラシとTVCMが主なマスマーケティングの主体でした。これまでなかった、EC、FacebookやTwitterのアカウント、自社メディアを次々に立ち上げ、これからの時代にあったスポーツ流通マーケティングを展開されています。
そこで、今回、山岡セミナーの３年および２年の学生とアルペンとの共同で、「アルペンの大学生向けマーケティング戦略を考える」という企画が立ち上げられました。これからのアルペンのマーケティング戦略を考える上でのアイディアが集められます。
講演の最後には、日本でもトップレベルのキャリアを歩まれている白鳥さんは、どのような考えでキャリア選択をされていったのかを語っていただき、その波瀾万丈な人生に学生は刺激を受けたようでした。

白鳥明氏プロフィール

慶応義塾大学大学院電気工学研究科博士課程修了。工学博士。
日本電気株式会社中央研究所で先端加工用レーザーの研究開発に従事後、ベンチャー企業を創業。
その後マッキンゼー・アンド・カンパニーでハイテク企業の戦略、オペレーションのコンサルティングに従事。米国、中国、日本で大手小売り業のコンサルティングを行ったのを機に英TESCOに転職、香港をベースにアジア諸国のオペレーションを統括。その後日本マクドナルドの戦略担当を経て、2015年10月に㈱アルペンに入社。