2010年5月26日の中日新聞に本学の社会人基礎力育成講座の地域活性化への取組が中日新聞に紹介されました。これに先立って5月17日に受講学生が地域行政を訪問し、行政のプロに地域課題を質問・ヒアリングに行きました。一週間後の5月24日にその現地調査報告を兼ねたプレゼン会を実施しました。そのときの様子が写真の記事になっています。授業には、受講メンバーはもちろんのこと、コミュニティによる地域活性を専門とする二神真美教授、昨年この授業を受講した先輩学生3名が参加しました。これに加え、本授業の協力企業であるＪＴＢ中部、長久手町役場の担当者が3名お見えになり、この地域をよく知る取材記者の松本様まで輪に加わって頂き、積極的な議論が展開されました。

　長久手町担当班は、現在同町が農政上で注目する課題食材である「米粉」「真菜」に着目しました。これらの安定供給体制を確立し、地域に根付くための仕掛けについて検討しています。堅実な調査と大胆な提案の二側面をもった取組をしています。他方、日進市担当班は、同市で毎年１１月中旬に開催される「産業祭り」に着目し、この主要イベントの「品評会」や同市が現在進める「田園フロンティアパーク構想」をふまえ、これらを自然に連結させ、同市の「農とエコ」を発展させたいと考えています。この件に関するお問い合わせは講座担当の経営学部教授・亀倉正彦（kamekura@nucba.ac.jp）までお願いします。