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商学部のマーケティング・インターンシップ体験記Vol.1〜伊東亜哉さんの場合〜

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商学部・マーケティング学科2年伊東亜哉さん

商学部マーケティング学科の伊東亜哉さんは2年生という比較的早い段階でこの夏インターンシップを経験してきました。将来は広告業界で働き、できれば広告を作るというクリエイティブな仕事に携わりたいという伊東さん。所属ゼミの山岡隆志先生のご紹介で、希望する広告業界のインターンシップを経験し、その奥深さに、ますます魅力にとりつかれてしまったと言います。インターンシップのときのお話を中心に、所属する商学部マーケティング学科の魅力についてもご紹介いただきました。


当初は経営学部か商学部か迷った


名商大はオープンキャンパスに足を運んだ際に、学生の生き生きとした姿を見て魅了されました。そのため名商大に入ることはすぐに決めたのですが、学部についてはしばらくの間悩んでいました。しかしながら「マーケティングについて学びたい!」という気持ちがとても強かったため、名商大の入試担当の先生に商学部を押していただき今に至ります。これまで受けた授業の中で特に印象的だったのは小野裕二先生のマーケティング論です。実際に流れているコマーシャルのどの辺りが人々の購買意欲をそそるのかを知るという内容が特に印象的でした。例えばお酒のコマーシャルで脇役であるはずの唐揚げのジュワジュワーっとした音が実はシズル感を出していて購買意欲をそそる要因になっているという話は面白かったです。わたし達の「この商品が欲しい!」はもしかしたら広告によってコントロールされてしまっているのではと思うほど。広告は奥深いのだなと思いました。そして、現在は所属している山岡隆志先生のセミナーが一番お気に入りの科目です。

「この夏マーケティングのインターンシップがしたいんですけど!」

とゼミ生のみんなを巻き込んで山岡先生に相談すると、なんと先生のご紹介で大手の総合広告会社「GMOアドパートナーズ」がインターンシップ生を2名受け入れてくれるということになりました。GMOアドパートナーズは、インターネット広告代理事業、アドテクノロジー事業を展開する、テクノロジーを重視した総合ネットメディア・広告企業です。選抜は与えられた課題で決まります。今回はとある薬用酒を20代の若者により認知してもらうにはどのようなプロモーションを打てば良いか(ただしSNSを使うこと)。というのが条件でした。そこでツイッターやFacebookなどで紹介されている料理を紹介するサイトのレシピとタイアップさせて「こちらの料理と一緒に薬用酒を飲むと冷え性の人は身体が温まりますよ」というようなご紹介をつけることを提案してみたところ、先方に気に入っていただき、インターンシップ生になることができました。

まさに0から10まで教えてもらった3週間!

「こんなに丁寧に教えてもらって良いのか」と驚くほど丁寧に教えていただきました。もちろんど素人ですので、広告のことなんてさっぱりですが、そもそもパソコンを使いこなせるのかということすら不安でした。しかしながら、PowerPointの作り方、Excelの操作方法なども丁寧にご説明いただき少しだけ安心しました。PowerPointはお客様にご提案やご報告を差し上げる際に重要ですし、Excelについてはお客様に依頼されて上げた広告の閲覧数、さらには閲覧から目的であるユーザー登録にまでどれだけ結びついているのかなどの根拠を示すツールとして大変重要です。研修期間を経ていよいよ業務を任せてもらえることになりました。

お客様の大切な資金をいただいて広告を管理するということ

お客様からいただいた予算の範囲内でいかに広告の効果を出せるかというのが広告代理店の仕事です。わたしが任された業務は閲覧数を見て効果が出ていないとわかったら広告を落とす、また時期を見て広告を上げるというものです。その作業自体はワンクリックでできてしまうのですが、お客様から予算をいただいているというその重みに手が震えそうになることもありました。そして閲覧数などのデータは株価のチャートのようにすぐに結果として見ることができるので「株をやっているのかな」と錯覚する瞬間もありました。もちろん任されているお客様の数は一社ではありませんので、いつまでも同じ広告ばかり気にかけていても進みません。ある程度「この広告は効果が出ているから大丈夫」と思えばすぐに次の広告の確認に入ります。また、契約終了が近いお客様の案件ですと、予算以上の費用を期日までに使い切ってしまわないように気をつけなければなりません。業務自体はとても面白いですが、常に時間との戦いでハードです。

将来は広告業界でクリエイティブな仕事がしたい

当初より持っていた「マーケティングの知識を活かしながら広告そのものを作るクリエイティブな仕事をしたい」という気持ちに変わりはありません。しかしながら、今回のインターンシップで広告管理というコンサルティング側の業務を担当させていただきその面白さに気づいてしまいましたので、こちらの仕事も選択肢として今後就職活動に臨みたいと考えています。今回お世話になったGMOアドパートナーズのようなテクノロジー先進企業へ入社したいという気持ちが高まったのはもちろんですが、まだ2年生ですので、今後授業やインターンシップでより多くの企業を知り、選択肢を広げていきたいと思います。今回インターンシップの機会をくださったGMOアドパートナーズ様、山岡隆志先生、そして商学部で面白い授業を日々行ってくださる先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。