第70回税理士試験に8名が現役合格

税理士試験合格者8名中、7名が会計学2科目合格の快挙

令和2年度（第70回）税理士試験において、本学税理士コースに所属する学生8名が科目試験（簿記論・財務諸表論）に見事に合格しました。税理士試験は難易度が高く、科目試験合格率も「簿記論」で22.6%「財務諸表論」で19.0%と、1科目の合格を勝ち取るにも非常に難しい試験です。今回は本学学生8名のうち、7名が簿記論と財務諸表論の2科目をダブル合格、1名が簿記論に合格する快挙となりました。特に、2科目合格者は会計事務所や経理業界で即戦力として採用されるため、就職活動を有利に進めていくことができます。

税理士試験とは

税理士になるためには、税理士試験の会計学2科目（簿記論・財務諸表論）と税法3科目に合格する必要があり、最も難易度の高い国家試験となっています。科目の合格は生涯に渡り有効なため、毎年1〜2科目を受験して数年かけて5科目合格を目指すのが一般的です。

名古屋商科大学商学部「税理士・公認会計士コース」について

本学商学部では税理士志望の学生のために税理士・公認会計士コースを設置しています。1年次より税理士・公認会計士コース専門のセミナーに所属し、税理士資格を持つ教員の指導を受けます。さらに通常授業とは別に週2回の対策講座を受講して税理士試験の科目合格を目指します。