高校生のためのビジネス基礎講座

3月29日、30日の2日間にわたり、名古屋商科大学と愛知県商業教育振興会との連携協定に基づく「ビジネス基礎講座」を開催しました。この講座は、商業高校に所属する高校生が大学での学びを直接体験することで、興味ある分野へのさらなる好奇心を育み、大学の求める学生像や教育内容への理解を深め、将来の進路選択に活かすことを目的としています。

参加型ケースメソッドを実際に体験

本講座では商学部長 小野裕二教授が登壇し、大学の授業でも実際に使われている「スターバックス」や「P＆G」など誰もが知る企業のケースをもとに授業が展開。受講する学生たちは事前にケースを読み、事前課題を提出してから授業に臨みます。すでにケースを読み込んでいることもあり、学生たちは小野教授からの質問に対し続々と手を挙げ議論が進展。授業が進むにつれ今までの意見とは違った視点からの切り込みなどもあり、授業は白熱していきました。学生からは「自分のアイディアがどう思われるか最初は不安だったが、先生からの後押しによって積極的に発言ができた」「物事を深く考えること、それを全員で共有することの大切さを学んだ」との意見をいただきました。

高大連携特別入試への道

本講座は愛知県商業教育振興会所属高等学校に通っている学生で、商業科目20単位以上履修している3年生が受講対象となります。本講座を1科目以上受講し、評価が「合格」の学生は、名古屋商科大学の高大連携特別入試(総合型選抜入試)の出願資格が認められます。高大連携特別入試では商学部、経営学部、経済学部、経営管理課程から進学する学部を選択することができ、早期に進学先を決めることができます。受講を希望される場合は通われている高校の先生までお問い合わせください。

次回の開催

• 開催日程：6月4日(土)〜5日(日)
• 申込期間：5月6日(金)〜27日(金)