留学生が母国グローバル企業の日本法人に内定
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- 就職内定者の声
韓国からの正規留学生として入学した経営学部経営学科のBangさんは、韓国最大の鉄鋼メーカーPOSCOの日本法人系列である「POSCO JAPAN PC株式会社」から見事内定を獲得し、今春入社します。4年間異国の地で絶え間...
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経営学部 経営学科
BSc in Management
大手住宅メーカーの積水ハウス株式会社に内定を得た山田さん(経営学部経営学科)。当初はとある不動産会社を営むベンチャー企業で働きたいと考えていました。山田さんが就職先の企業に求めるのは厳しい環境で大きく成長できることでした。幼い頃から水泳を続けて全国大会に出場する実績もあることから、これまでも厳しい環境に身を置き自身を高める経験をしてきました。真の成長が得られるのはどの企業なのか、信頼できる人達に相談をし、最終的に出した答えが業界最大手である積水ハウス株式会社への入社でした。
3歳から高校を卒業するまで水泳を続けてきました。全国大会で優秀な成績を取ったことをとても誇りに思っています。一方で大切な試合のメドレーで普段の練習からは想像もつかないくらいタイムを落としてしまい仲間に迷惑をかけた苦い経験がありました。そのときは、前を向いて次の試合に備えなければならないことはわかっているのに、不甲斐ない結果が頭から離れず、前向きになれない状況に葛藤したこともありました。もう一つは大学受験です。ご縁があり名古屋商科大学に入学できたものの、大学受験では大きく出遅れてしまい、第一志望に合格できなかったことも私にとっての挫折経験です。だからこそ、入学してからはこれ以上後悔を重ねないよう全力で物事に取り組みました。例えば、在学中に日商簿記2級、FP2級、宅地建物取引士の資格を取得し、現在はインテリアコーディネーターの取得に向けて勉強しています。さらに、大学の成績では常に上位の成績を収めることができています。一番成果を上げた1年次の後期には学部で1番の成績を取り奨学生となり、表彰いただくこともできました。大学生になってこのように実績を残すことができたのも過去の挫折があってこそでした。以前の私は努力こそ大切だと考えてがむしゃらに取り組み、挫折しました。そこで正しく努力をする方法を考えるようになり、大学生活の勉強という点で成果を発揮できたと思います。そして後にこの挫折経験が就職活動で自身を語る上での大切なエピソードになりました。
不動産会社を営む某ベンチャー企業に興味を持ったのはアルバイト先の尊敬する先輩が入社したからでした。3年後に同期に大きく差をつけることができること、その話を基に実際に企業訪問をさせていただいた際にベンチャー企業特有の「やってやるぞ!」という熱意に共感したことが理由です。そしてベンチャーだからこそ早い時期から重要な仕事を任せてもらえ、役職に就けるのも早いのではないかと考えました。そんな話を両親や周囲の大人に相談すると「ベンチャー企業でしか成長できないというのは本当なのか。」と問われました。両親が私に大手企業に入社することを望んでいるのを感じましたが、近しい存在だからこそ、そのときは素直に耳を傾けることができませんでした。しかし冷静になり数年後の成長よりももっと先にある20年後の自分を想像したとき、大手企業だから多くのお取引先からも学びがあること、部下の数も多くなるであろうこと、数多くいる優秀な人材と切磋琢磨できることなど豊富な経験ができると考えました。しかし、大手企業が私の話を聞いてくれるのだろうかと、エントリーする前は半信半疑でした。
就職活動では面接まで行けば不合格になることはありませんでした。そして、人事の方が人物重視で私を見てくださっているのを感じました。特に興味を持って聞いてくださったのは私の挫折経験でした。挫折経験が今の自分を作っていると思うので、そこに興味を持ってくださったのは嬉しいことでした。また、面接が順調に進んだのは、大学の行事である納得内定ゼミや就職研修会のお陰でもあります。納得内定ゼミは自己分析を徹底的に行うセミナーで、この分析によって自身について深く知ることができ、面接時に自身を過不足なく語ることができました。就職研修会は2日間かけて集団面接、個人面接の練習をひたすら繰り返すことができる他、企業の人事担当者にお越しいただきアドバイスをもらえる貴重な機会です。そちらで繰り返し練習を重ねた結果、本番ではそれほど緊張せずにお話ができました。
積水ハウスを受験する上で、本学のOBの方にお世話になりました。キャリアサポートセンターの職員の方が繋いでくれたご縁です。偶然にも出身地が同じだったこともあり、ご縁を感じずにはいられない出逢いとなりました。OBの方からは大手住宅メーカーに属しているからこその責任とやりがい、気苦労についてお話しいただきました。その話を聞くにつれ、このOBの方のようになりたいという気持ちが芽生えていきました。そしてこのような素敵な先輩方が働く職場に仲間入りしたいという気持ちが高まっていきました。これまでに幾度か挫折を経験してきましたが、今回の就職活動では挫折ではなく成功を掴めたことに満足しています。幼い頃から水泳で1位を目指してきたことから何事においても勝ちたい、1番になりたいという想いは人一倍あります。入社したら最初に目指すのは同期において売り上げ1位になること及び、顧客満足度においても1位を獲得することです。私の挫折も含め評価してくださった積水ハウスにご恩を返すためにも懸命に業務に打ち込みたいと考えています。
是非、本学の「就職支援」も併せてご覧ください。