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《留学レポート》カナダ マギル大学での生活

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カナダ

NUCB「フロンティアスピリットプログラム」とは


カナダのクィーンズ大学、マギール大学、アルバータ大学、イギリスのマンチェスター大学、もしくは中国の北京外国語大学で、英語もしくは中国語の集中講座を受講するプログラムで、ビジネスで使える実践的な語学力の修得をめざします。また、様々な困難、多くの人々との出会い、貴重な異文化体験を通して、本学建学精神「フロンティア・スピリット」や真の国際感覚を育みます。今回より、カナダのマギール大学に留学したコミュニケーション学部(現:国際学部)3年生の学生のレポートを、2回に分けてお届けします。


留学先での授業の様子


午前・午後それぞれ2時間30分の授業を受けました。午前は主に文法やライティング、午後はリスニング、スピーキングに重点を置いていました。午前の授業では、文法をとても細かなところまで学んだり、ライティングでは、今まで受けたことのない細かな添削を受けて、苦手な言い回しや間違って覚えていたことが明確になりました。午後の授業では、45分程の長い動画を見て問題に答えたり、政治・社会・環境問題等の難しいトピックについてディスカッションを行いました。
その他に、カナダのBBCラジオに行き、番組制作の模擬体験をするという授業もありました。ニュースキャスター、現場中継、カメラ、テロップ、音声などの仕事がありました。完成した番組は国際色豊かで、非常に良い思い出になりました。課題としては、ライティングの提出や小説のリーディング、プレゼンテーション(個人・グループ)等がありました。期末テストでは、ライティング、リーディング、リスニング、オーラル、小説に関するテストが行われました。


留学中の悩みとその解決方法


前半は特に積極的に会話に入っていけない自分への葛藤が多くありました。他のクラスメイトは自身の意見をはっきりと人前で話すことができる一方で、私は自信の無さから羞恥心が先行してしまい、なかなか発言ができませんでした。そのため、ディスカッションでは聞き手に回ってしまい、クラスに遅れをとっている様に感じました。この頃は、隣にいる人だけにでも意見を伝えてるようにしていました。
後半には、ほとんどが顔馴染みのメンバーだったことや、一人ニューヨーク旅を終え、積極性が増したことにより、以前よりも挙手や発言ができる様になりました。しかし、発言をしたい気持ちと裏腹に知識や語彙力の不足を感じるようになりました。授業では世界の問題について扱うことが多く、自国について説明したり、他国と比較するなど、話が盛り上がるにつれて内容がどんどん難しくなりました。そこで、難しすぎる話題は聞き手になり、わかる時にたくさん発言しようという様に考え方を変えました。自身の得意分野と関連付けて話を膨らませると、グループのメンバーには非常に興味を持って聞いてもらえました。


留学中に挑戦したこと


私は留学中に2つの事に積極的に挑戦し、それを継続しました。1つ目は、大学が提案するボランティア全てに参加したことです。内容は、高齢者の方に電子機器の使い方を教える、ホームレスの方に食事を配給する、食事のデリバリーを行う、この3種類でした。特に、食事デリバリーのボランティアには計5回参加しました。これは学外のボランティア団体に所属し、食事を作ったり、高齢者の方にデリバリーを行うという内容です。学外の様々な年齢層の人と交流しながら、私の好きな料理を通して人助けができることにとてもやりがいを感じました。
2つ目は、大学主催の週末アクティビティーに毎週参加したことです。これは、マギール大学の学生が引率をしてくれるもので、参加すればカナダ人の友達ができるのではないかと考えたためです。実際、アクティビティーを通して、他のクラスの国際色豊かな友人もでき、カナダ人とも友人になることができました。カナダ人の友人は、英語の細かいニュアンスの違いなど、質問にも優しく答えてくれました。また、アクティビティーは毎週楽しく、とてもいい思い出がたくさんできました。


地図:訪問先