カナダで学んだ生きた英語と人の温かさ
- 海外留学
- 参加者体験談
国際学部英語学科3年の迫口さんは、今年の5月から語学留学のフロンティアスピリットプログラムに参加しました。カナダのキングストンにある、名門クイーンズ大学の附属語学学校で、約3ヶ月英語を学んできた迫口さ...

READ MORE
語学留学
Language Program
NEW
カナダ
国際学部英語学科3年の迫口さんは、今年の5月から語学留学のフロンティアスピリットプログラムに参加しました。カナダのキングストンにある、名門クイーンズ大学の附属語学学校で、約3ヶ月英語を学んできた迫口さんにお話を伺いました。
英語力をさらに伸ばしたいという思いから留学を決意しました。学内のLanguage Exchangeを利用したり、留学生の友人と出かけたりして、自分から英語を使う機会をつくるようにしていましたが、時間が限られてしまうため、24時間英語に囲まれた環境で生活でき、ホームステイも経験できるこのプログラムへの参加を決めました。
一番の成果は、やはり英語力の向上です。生活のほとんどが英語でのやり取りになるので、日常のあらゆる場面が学びの機会になりました。授業や会話で学んだ表現をすぐに使うことで、自然と定着していったように感じます。その積み重ねによって、ホストファミリーや現地の人々とも自信を持って会話ができるようになりました。
授業ではプレゼンテーションの機会が多く、最初は間違いを恐れてスクリプトを準備し、それを読む形で発表していました。しかし、次第に「完璧でなくても、自分の言葉で伝えよう」と意識を変えたことで、発表がスムーズになり、伝えたいことが相手に届くようになったと感じました。ホストファミリーに練習を手伝ってもらい、アドバイスを受けながら準備を重ねた結果、最終的にはスクリプトなしで堂々と発表できるようになりました。ホストファミリーから「You are much better than when you first came here.(最初に来たときよりずっと上達したね)」と褒めてもらったときは、努力が実を結んだことを実感し、とても嬉しかったです。
また、語学力だけでなく、文化や価値観の違いを学べたことも大きな成果でした。カナダでは、人々の温かさや思いやりに触れる場面が多くありました。道で知らない人に気さくに声をかけてもらったり、近所の方が困っていないか気にかけてくれたりと、日本ではあまり経験しないような人と人との距離の近さを感じました。こうした体験を通して、自分自身の人間的な幅も広がったと感じています。
今後は、まずTOEICのスコアアップを目指したいと考えています。帰国後にも一度受験をしましたが、留学中に身につけた英語力を維持できるよう、日々の勉強を続けていきます。
また、留学で身につけた「生きた英語」を忘れないように、大学での授業や日常生活の中でも積極的に英語を使っていきたいと思います。さらに、Language Exchangeへの参加や海外の映画・ドラマを通じて、英語に親しむ時間をこれからも大切にしていきたいです。
フロンティアスピリットプログラムはカナダのクィーンズ大学、アルバータ大学、ニュージーランドのオタゴ大学(2025年秋より開始)、もしくは中国の北京外国語大学、韓国の延世大学で、英語、中国語、韓国語の集中講座を受講するプログラムです。ビジネスで使える実践的な語学力の修得を目指します。また、さまざまな困難、多くの人々との出会い、貴重な異文化体験を通して、建学の精神「フロンティア・スピリット」や真の国際感覚を育みます。