Gap Year Program 2019 研究報告vol.1
- 海外留学
- 参加者体験談
Gap Year Program とは 約75日間をかけて、各自の自主的な計画に基づき、ヨーロッパを舞台に単独で調査・研究活動を行います。欧州ではすでに定着している習慣を参考にしたもので、海外での生活を通して自分を見...
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Gap Year Program
今回は、ヨーロッパ各地を一人旅しているギャップイヤー留学のメンバー、経済学部1年角戸勇太さんからのレポートをご紹介!
私はベルギー、ブリュッセルの郊外にある『veeweyde』という動物保護施設にやってきました。ここでは飼えなくなったペットや野良犬、野良猫などを保護し、新しい家族が見つかるのを待っています。今回施設を訪問すると、責任者の方が従業員しか入れない場所まで丁寧に説明をしながら案内してくれました。施設はとても広大で、犬と猫だけでなく、馬や羊、ウサギにアヒルなど、現在約300匹の動物が暮らしており、そのうち月に約100匹ほど新しい飼い主が見つかるそうです。
この日案内をしてもらっている最中に犬を引き取りにきた家族に会いました。職員の方が質問などをして飼うにふさわしいかどうかを判断し、施設の奥から連れてこられた犬と一緒に帰って行くのを見ました。それも3組の家族です。新しい家族が増える瞬間を見ることができて、とても温かい気持ちになりました。
一緒に写っているのはセントバーナードのセレナです。大型犬は引き取り手が少ないそうですが、彼女は元気に明るく暮らしていました。この旅では動物保護の観点から日本とヨーロッパ諸国の違いを考察し、どうすれば動物にやさしい世界を実現することができるのかを考えていきたいと思います。